レンズを買いました。

先月買って、八戸・三沢で使ったカメラ、OLYMPUS(OMデジタルソリューションズ)のOM-1向けです。もちろんマイクロフォーサーズマウントの他のカメラでも使えます。画角は実に35ミリ換算の200‐800という超望遠です。特殊用途ですね。あまり一般の人に用のある画角ではありませんし、率直に言って一般の人には使えないでしょう。

使えない、というのは、一般の人には800ミリで狙ったものを画面に入れることがとてもむずかしい、という意味です。これくらいの超望遠を普段から使っていないと、とても入るものではありません。

 



先月、カメラと常用レンズの12‐200ミリを買ってから、5日までじっと注文する、できるのを待っていました。そのココロは、10月初めにカメラを買ったポイントが入って、5にちは「5のつく日」なので、またもらえるポイントが増えるからです。この買いかたで、このレンズについては13万円を切る支払いで手に入りました。絶対的な販売額として最安値ではないかもしれませんが、私の支払い額で考えると、まちがいなく最安値ですね。

 



ただ、5日の朝に注文して、在庫のあるものだったのに、なぜか到着は7日になってしまいました。在庫品当日発送で「優良配送」の表示のあるお店、しかも広島からのクロネコなら余裕で翌日に届くと思ったのですが、おそらくお店のほうが午前の集荷に間に合わなかったものと思われます。まあ、すぐ使いたいわけではないので、かまわないと言えばかまいませんが、この一日はとても、ものすごく長かったです。苦笑。

届いたので、早速三脚座という部品を外す方法を調べて外しました。私がこれを三脚に載せて使うことはおそらくないし、重い、という感想をあちこちで読んだので、少しでも軽量化しようということで。おそらく100グラム以上は軽くなったのですかね。

 



お約束の、ランドマークタワーに向けての試写をしてみました。充分以上の解像力だと思います。一部の「レビュー」では解像力がよくない、とされていたのですが、何に対してどのような解像力を、さらにこの値段のレンズで期待しているのか理解に苦しみます。私がひとつの指標にしている、ランドマークタワーに生えているアンテナがきちんと写っています。これ以上細かなものは取らないので、800ミリ相当側で新聞が読みたい、というような人は勝手にして下さい。

また、重い、という感想も読んだのですが、現在の私にとっては、少しでも運動をしているからか、そう重いとは感じられません。これで実際にブルーインパルスを追ってみたらどう感じるのかはわかりませんが、そのときにはアドレナリンがどくどくと出ているので、やはりあまり重いとは感じないように思います。

これで、10月末にお金の入る「農協の積立て」の満期のお金は使ってしまいました。正確には、そのお金のうち、自分に対する25年のごほうび分は使ってしまいました。あとのお金は来年以降の収入激減に備えて取っておかないとなりません。

このレンズのデビューは23日の浜松基地航空祭(エアフェスタ浜松)の予定です。いきなりブルーインパルス。笑。最初からそんなにうまく行くとは思っていません。まだカメラ側の設定や何かにも慣れていないし。でも、こういうものは恥と失敗を積み重ねて使えるようになるものだからね。

ただ、写真という趣味について、その恥と失敗が自分にはない、と考えている人、意外に多いんですよねえ。自分の撮ったものなのだから、全部大傑作ばっかり、みたいなね。まあ、そういう人は飽きるのも早いみたいだけど。

 

※17:40作例をより鮮明なものに差し替えました。こちらがこのレンズの実力です。