Web2.0(ブログやSNS、RSS)を活用したwebマーケティングを学ぼうと読んだ。KITで6月より著者の波多野さんの講義を取る予定であり予習でもあった。


Web2.0 実践ネットマーケティング ~Webの徹底活用で企業の売上は驚くほど伸びる~/波多野 精紀
¥1,575
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本書は主に既存の商品サイトをいかに「営業マン」として活用するかをテーマとしている。つまり、営業機能のうち商品紹介・引き合いフェーズをWebで代行するということだ。そのために問い合わせ・資料請求をWebの最終ゴールに設定して、SEO対策、サイト/ページ構成、そして社内CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)が大事だと繰り返し強調されている。


「Web2.0時代の商品サイトの作り方がよくわかるニコニコ


読みやすい文章で、事例も盛り込まれており考えるべきポイントがよく整理されていて理解しやすい。欲を言えばBtoC向けの口コミマーケティングも勉強したかった。


★★★☆☆  (2009年5月)

初参加。




事前知識なしで何となく参加汗 で出席してよかった!相変わらず現代の経済人や著名人に疎い自分で、吉井さんという方も全く知りませんでしたが、リクルートからベンチャー企業に対するインキュベーター(事業支援)会社を設立して、ローソン100/ナチュラルローソン、オイシックス、イオン銀行などを支援されてきた著名人だったもよう。というより話がすごく面白かった。なるほどと思ったりへぇ~と思ったりそうか?と疑問に思ったりとしましたが90分あっという間に過ぎました。




なるほどと思ったところ


・企業内起業が成功率が高い


そもそも吉井さんの会社インターウォーズは企業内起業にターゲットを絞っている。これは資本出資の話だけでなく、「何もないところから生まれることはあまりない」という吉井さんの哲学によるもの。確かに今イノベーションなりブルーオーシャンが起こるとしてもそれはあくまで市場の切り口や製品の改良が進んだものが多い。そもそもインキュベーターの事業からして0から生まれることに掛けるよりも既存の延長上の新事業に掛けるほうが確立的にも正解だろう。




・なぜアメリカで成功ベンチャーは生まれる?


吉井さんは10年前にアメリカにわたってベンチャー企業者に会いまくったそうです。そこで感じたのは彼らは「変人」であること。ロジックよりも「クレイジー」「アート」を感じたそうです。何かを成し遂げるには「情熱」ひいては「熱病」にかかることが必要条件だと思っている自分にはすごくスムーズに入ってきたお話。




・メンターが必要


メンターとは支援者。起業家は孤独なもの。どれだけ理解して味方になってくれ諭してくれるメンターがいるかが成功の重要なポイントになるとのこと。吉井さんはライブドアの堀江氏がアルバイトとしてやってきた時(違ったかも・・)に仕事をしたことがあるそうだが、堀江氏は間違いなく高い能力の持ち主だったと、しかしメンターがいなかったのが問題だったのではないかとおっしゃられていた。メンタル大事説な自分はこれも納得。




・化学反応、誰とやるか?


起業の成功の秘訣の一つとしてどれだけ尊敬・刺激し合える人と一緒にやれるかを再三強調されていた。例えば自分が企画系なら、ファイナンスが得意な人、オペレーションマネジメントが得意な人あたりの役割・強みが異なる3人くらいが集まれれば成功の確率は上がるとのこと。また、転職したがる理由として①会社のビジョン②自分の役割③誰と仕事できるか?④給料・処遇とあげられ、③が実は大きいとおっしゃられていた。これはほんとに納得ニコニコ 人が大事!誰とやるかで2倍にも2分の1にもなるとほんと思うビックリマーク




へぇ~と思ったこと


・ロイヤルティ


フランチャイズの店が本部に払うノレン代のような代金。これがすごく経営には重大らしい。本日付でコンビニのampmの買収失敗を公表したから話せると言っていたが、アメリカ本国の本社がローソンの買収に対してこのロイヤルティの支払いが0になることを嫌がり反対したことが、買収不成立の原因だったらしい。スターバックスの場合はロイヤルティが6.7%と高額だったことが日本法人の数年前の赤字転落のキーだった。マクドナルドは藤田田社長が上手くアメリカ本社と1%に交渉持ち込んだことが飛躍につながった。




・優れた経営者も3タイプに分かれる


曰く、「生みの親」「育ての親」「変革の親」。育ての親は盛田さんらしい。確かに井深さんが事業を起こして盛田さんが営業拡大したということになるだろう。今一育ての親はともかく、生みの親と変革の親の違いがわからず終了後の質疑応答で質問した。「狂人とは仕事と遊びの境目が無くなった人だと捉える。そこで仕事と遊びを対立軸とした時に3タイプはそれぞれどちらが強いと思いますか?」と。吉井さんの答えは生みの親は自分の全人生をかける狂人だから仕事の意識はないだろうと。育ての親は仕事と生活のバランスだろうと。変革の親は仕事の使命感が強いのではないか?とのことだった。何となく生みの親は起業家、変革の親はコンサルタント像で話されていたように感じた。ジャックウェルチは変革の親になるのだろうか?それとも育ての親?私見では変革の親、ただし生みの親的な仕事度外視な情熱を傾けていたと思う。ルイス・ガースナーが比較的吉井さんの話されていた変革の親像に近いか。




そうなの?と疑問に思ったこと


・変革の親は仕事の使命感か?


上記3タイプへの質問の回答だったが、自分は全タイプに情熱が必要だという答えを想定していた。MECEではないかもしれないけど汗 変革には抵抗や無理解が付きまとう。それは起業と同じか、社員やステークホルダーがいる分、起業家よりもつらいかもしれない。きっと仕事を超えた情熱がないとやり切れないだろうと考える。




・0から作りたいよね!


吉井さんが社内起業にターゲットを絞るのはすごく合理的で納得する。でも0から起こすのができたらそれって最高に面白いよな~と思うんだよなにひひ

ただし、起業か社内起業で言えば、自分も後者を支持する。それは使えるリソースがあり、資金繰りや社内制度の整備など余分な労力が削減され、顧客へのパスも期待できるからだ。そういう意味では製品サービスは0から、起業はベースとなるものを持ってが理想だろうか。

6回目。


職務制度について、課題の発表と講義。


・思ったこと

職能制度は人材の能力の高さで処遇を決定。つまるところ年功序列型。それに対して職務制度は仕事/役割で要求レベルをつくり、それに当てはまる人物を当てはめていくやり方。つまり仕事内容で評価。職能制度型の会社を職務制度で分析したグラフの資料を見ると職務能力は低いのに給料はすごく高い定年間近な社員とかが出てくる。一方で職務能力は高いが給料は並以下の中堅社員がいたりする。ぱっと聞くと職務制度が公平で正しい制度に感じるがでは職務要件の設定や、満たしているかの評価には公平性があるのか?なかなか最適解を導き出すのは難しいし、求められるものも時々刻々と変化するだろう。適切な設計と定期的な見直しはここでも必要だと思われる。


宿題は研修コースの考案。