2回目。
アンケート調査方法と統計の各公式やExcel演習。
・思ったこと
アンケート調査の技法というよりは論文や調査をどう進めるかという説明になっており修士論文を進める上でもとても勉強になった。統計はどうも授業だけでは理解するのは難しそうだ
数学ですな・・・・。
宿題はなし。
2回目。
アンケート調査方法と統計の各公式やExcel演習。
・思ったこと
アンケート調査の技法というよりは論文や調査をどう進めるかという説明になっており修士論文を進める上でもとても勉強になった。統計はどうも授業だけでは理解するのは難しそうだ
数学ですな・・・・。
宿題はなし。
ソフト企業の戦略についての本格的な分析書。KIT知財の方の紹介だったが、大学のシステム工学系などでは必修ではないだろうかと思うくらいの良書であった。
まず驚いたのが「日本のソフト産業は優れている」という筆者の見解。アメリカ、欧州、インド、日本のソフト開発プロジェクトを比較すると(2001~2003年調査)、製品出荷後1年でもっともバグが少なかったのは日本である。単純なコードの生成行数で比較しても日本がもっとも生産性が高い。アメリカ、インドよりもである。
これには驚いた。実感ではアメリカ圧倒優位のこの世界である。
■では何がこの差なのか?
ソフト企業の事業形態の違いもあるかもしれない。本書ではソフト企業の事業を①製品事業(Ex.マイクロソフト、アドビ)、②サービス事業(Ex.アクセンチュア、EDS、日本SI企業)、③ハイブリッド事業(Ex.SAP、オラクル、IBM、日本メーカー系)と定義している。例えばアメリカでもIBMは日本メーカーに近い特徴となる。(日本がIBMをマネしているだけかもしれないが)
大企業へのカスタムメイドのソフト開発で考えると日本の「ソフトウェア・ファクトリー」モデルは適合するという話となる。完璧な品質を求めるための「ウォーターフォール」という段階式の開発手法である。
しかし、この手法の最も致命的な点は当初の仕様を守って開発することが「美徳」となりがちな点にあると本書は指摘している。「エンジニアリング」のレベルは高い。しかし「ビジネス」が欠如している。
ここでようやく自分のSI企業勤務時の感覚とも合致してくる。すなわち日本のソフト業界のいけてなさ感である![]()
■日本のソフト産業のダメなところとは?
日本の「ソフトウェア・ファクトリー」では製品を開発している途中に市場の変化を取り込むことができない。また、開発者の創造性によりプロジェクト途中で仕様変更することなどがやりづらくなる。日本のソフト開発プロジェクトが泥沼化する原因は、顧客要求との対立が原因になることが多い。それによって追加開発が必要になり、既存の仕様部分の開発部分も品質劣化となり大火事が発生したりする。
それを顧客の当初要求があいまいだったからとか、要件定義や概要設計の精度に問題があったなどの結論に帰結しがちだが、著者はそもそも当初に要件を固める必要性が低いことを指摘している。
マイクロソフトの開発手法をベストプラクティスと挙げ、開発しながら仕様を固めていく手法を大規模プロジェクトにも推奨している。その根拠は顧客のニーズは形になるものが見えないとわからない点、開発者も作りながら仕様を考える方が質の高いプログラムを作れる点、プロジェクトの途中にも市場で技術革新が起こる点などを挙げている。
そもそもアメリカの企業は、バグが0を目指していない。それよりも市場への出荷スピード、さらに大事なことは市場のニーズを満たすこと、もしくはイノベーションを起こす製品を編み出すことを重要視しているのだ。
これが日本のソフト企業からヒット製品が生まれない主因の一つだと自分には感じられた。たぶんNECや富士通なども要件定義どおり、それも請負側が理解した範囲での製品を作らせば今でも世界でもトップの仕事ができそうだ。しかし、それは顧客が求めている物ではなかったり、市場で売れる製品ではなくなる可能性が十分にある。そこと対立した時に上手くプロジェクトに市場のニーズを取り組む体制が取れていないということだろう。
■では日本のソフト企業はどうすればよいのか?
実はマイクロソフトは90年代に著者の意見なども取り入れ、80年代日本電機メーカーのソフトファクトリー手法を取り込みつつ、市場のニーズへの適合と上手くバランスを取ったとのこと。それまでのマイクロソフトは品質は競合他社に比べてまるで駄目だった。だが彼らは品質よりも市場にこだわるのだ。今のgoogleドキュメントなども機能は低い。
いわゆるクリステンセンの破壊的イノベーション、もしくはチャン・キムのブルーオーシャンである。そして品質は後から付けたしてくる。マイクロソフトの今の姿は実は日本製造業で言えばトヨタ方式に近いといえる。品質と市場対応の両者の実現。ただ、スタートが違ったのかもしれない。マイクロソフトは市場、トヨタは品質である。
「ものづくり」だけで言うとソフト産業でも秀でていた日本。しかし、トヨタは「低価格」「品質」だけでなく「市場対応」も加えてフォード、GMを抜いた。一方ソフト業界ではマイクロソフトが上手く日本の良い点(=品質)を取り込みつつ市場のトップに君臨している。NEC、富士通、日立などは今も80年代で止まっていると言えるような気がする。つまり、GMなのだ。
80年代にいったんはアメリカを抜いたのに「市場」に対応できずに利益率の低いサービス産業の人工さんに甘んじたのが現状か?まあ売上規模は莫大だから「これがわれわれのビジネスモデルだ!」というメッセージも見え隠れしますけどね~・・・![]()
★★★★★ (2009年6月第2週)
1日目。
自己紹介と財務諸表の分析について。
・思ったこと
講師の大信田先生は現役でファイナンスアドバイザリーや企業再生をやられていて、NHKのインサイダー取引やカネボウの粉飾決算の話が出てきて面白かった。今まではニュースで「結果」だけを知るだけだったがこの授業で少しはどういう「構造」なのか自分でも分析できるようになりたいと思った。
授業後には財務諸表の分析すれば企業の実態がよくわかるよなんてことを言えるようになっていたいです。だから何なんだと言わればそれまでだが![]()
宿題はなし。