アイディアを生み出すための本。21個の考具(考えるための道具)が説明されている。

考具―考えるための道具、持っていますか?/加藤 昌治
¥1,575
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考具は3つにカテゴライズされる。アイディアのための情報集め、アイディアの生み出し、アイディアの企画化。


■Whatを生み出すためには?

P88『①まず既存の要素をいかにして集め(普段からアイディアのネタ素をいろいろ貯め込んでおくコツ)②それをいかに組み合わせるか(貯め込んだ中から、使えそうなネタ素・情報を引っ張り出すコツ)』

P90『仕込8割、現場2割』

P99『展開するときは拡げて拡げて拡げるのが大事。ちょっとの違いを大切に』

What、つまりアイディアそのもの。本書も「アイデアの作り方」 にならいアイディアとは組み合わせという立場にたつ。その組み合わせ方ではカラーバスが面白い。自分の意識の偏りを強制させるために、自分ルールで「赤色」のものだけ気を付けて見るというもの。


■拡げたアイディアを畳むためには?

アイディアスケッチ、ポストイット、マンダラート、マインドマップなどがアイディアとアイディアの組み合わせを整理するのに役立ちそうだ。


■Howをまとめるためには?

ここはフレームワークの登場。マンダラートなどを使って5W1Hでまとめる。


「アイデアの作り方」より実践的で手元に置いていつでも見返したい本である。


★★★★☆  (2009/6/16)

KIT2期の主読本として読む。企業変革と銘打っているがリーダー論的な側面も強い。


企業変革力/ジョン・P. コッター

¥2,100
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企業の変革を8つのステップに分けてフレームワークを提示。

1.危機意識を生む
2.チームをつくる
3.ビジョンをつくる
4.ビジョンを伝える
5.社員に自発的な取り組みを起こす
6.短期的な成果を挙げる
7.さらなる変革
8.変革の定着

特に2、4、5が斬新だった。リーダーシップとはかくあるべし!と。組織で動くときのリーダーの生き方を教えてくれます。6も耳が痛い。「成果上げてるの?」って言われますよね~汗


業績の成果をあげるにはマネジメント能力が不可欠。それがドラッカーが20世紀に発達させてきたマネジメント理論だとしたら、本書はマネージャーとリーダーの双方の能力を分解・統合して更なる進化をもたらしていると思いました。


★★★★☆  (2009年6月第2週)


2日目。


・ナレッジコラボレーション特論1

ナレッジの概念や戦略⇔効果の説明。

まだまだ理解できてる範囲の話であったがドラッカーの知識社会に対する見解の話は興味深い。じゃっかん時代遅れの気もするが歴史を学ぶ上では重要な話だと思う。21世紀は情報技術と知恵の社会かな。


・コンサルティング要論

ワールドのケーススタディ。

企業のメカニズム分析の深さを改めて思い知らされた感じだったあせる B3Cも奥深い。企業が取った戦略についても「なぜそれなのか?」「それが何に対して効くのか?」「競合はなぜ真似できないのか?」を考えることでメカニズムを捉えること。わかっていても実際にやるのは難しい汗 まだ後6回。ひとまず仕切り直しだ~。


・オペレーションマネジメント特論1

グローバル化と金型事業のケース。

中国に生産拠点を移すなどはよくニュースで取り入れられるが、工程間・バリューチェーンの連携コストをよく分析していないと効果が出ないということだった。俯瞰して全体を見渡すことと局地を分析することの大事さを実感した授業。


・エンタープライズアーキテクチャー特論1

IT資産台帳とロールプレイングを交えたケーススタディ。

ケースは運用フェーズにある役所の情報システム課で委託先ベンダーのSE担当者が失踪したという状況で問題点や対策を考えるというもの。一言で言えばマネジメント不在となりそうだがこんな状況になったら自分も逃げだすなあにひひ 対策は運用手順の明確化と、優先案件の棚卸、ベンダー側の体制強化・役所担当者のスキルアップなど。


・チャンジマネジメント特論1

東ハトのケーススタディ。

主読本は全部読み切れなかったがケースがわかりやすい状況だったので理解はすすんだ。企業再生の話だが、何をやるかをはっきりさせて順番を決めれば後は巻き込むリーダーシップ。これが一番難しいのだろうが東ハトは見事にやっている。特に感銘をうけたのは行動規範を中田ヒデと作った「ブランドブック」。わかりやすい絵本仕立てですんなり頭に入ってくる。組織の文化や価値観はもっとも手ごわいもの。知恵と工夫がすばらしい!



エンタープライズアーキテクチャー特論以外はすべて宿題が出ているが2期は実践的で学べることも大きい。がんばりましょう!