・3回目
日産行徳CIOの講演
CIOの方とこんなに間近で話したのは初めてだった。きっとプログラムやサーバのこととか技術的なことは話されないんだろうと思ってたが、それでも視点としては想像してたよりも遥かに企業全体やマクロ環境のことを見据えていられてた。IT投資について徹底的にROIなどの定量化を試みていたのが強く印象に残った。

・4回目
コーエー浅野CFOの講演
ゲーム業界の収益構造や事業環境に、テクモのM&Aとどれも臨場感のあるお話だった。リーマンショックと重なった買収決断、その数日というのはとてもじゃないが想像できないが、本当にタフな数日間であったと思う。リアルなビジネスマネジメントをちょっとだけ伺いしれた気がした。

・5回目
野村田中代表執行役の講演
前回に引き続きリーマン絡みのお話。こちらはそのリーマンを受け入れたお話だ。事業環境をふまえた、しかしある意味CEO個人による最終決断のお話は今後も成り行き要注目だ。今までの回で共通しているのは、業種関係なく毎回海外市場が事業課題として大きなテーマになっていること。もちろん、講義科目のテーマであるからなわけだが、日本市場全体の共通課題だろうと実感するのであります。


4日目。


・オペレーションマネジメント特論2

バリラのケース発表。

パスタのメーカーであるが、物流で需給管理に失敗したようだ。それを改善するためにはサプライチェーン全体の調整が必要だった。なぜなら、在庫というのは、川上から川下へ各流通拠点を経るうちに安全在庫が膨らみ、需給のブレが大きくなるからだ。それはブルウィップ効果と言う。


・CRM特論

クラブツーリズムと車販売会社のミニケース。

バリューとは何か?けっこう曖昧なままに4回目まできてしまった。論文、マーケティング特論2、企業戦略。かなり近いはずだ。バラバラではない。顧客の立場にたって企業の価値を最大化すること。これをこの授業でマスターするのだ。CRMは知っている、ではなく、一から学ぶつもりでテコ入れしよう。今までのものはいったん捨てよう。


・エンタープライズアーキテクチャー特論2

新事業についてプレゼン第一回目。

今回は目的・目標について。Whyにあたる。じゃっかんでっち上げてしまった。次回はWhat。現実性を考えてスコープを絞る。


・チェンジマネジメント特論2

ダイバーシティについて。

今回は佐々木先生。3期になってから毎回先生が変わるがどの回も面白い。今回のダイバーシティとは多様性。雑誌でも目にする。また、バスワードが出てきたものだと思っていたが、授業を受けて考え方が変わった。要は俺が求めているものじゃん、と。表層的には人種・性別・宗教などを越えて、多様な価値観のもと化学反応をおこしていこうということ。しかし、そのためには「ウマの合う」とか「アウンの呼吸」というものはネックになる。それこそ日本人同士、男だけの職場環境になるからだ。


でも「ウマの合う」とは人間誰もが心地いいと思うものだ。それは自然法則。逆らう必要はない。ダイバーシティで必要なことは暗黙の了解やアウンの呼吸というものを捨てろということ。そして、考えを言語化して、それをぶつけ合える信頼感をつくるコミュニケーションを身につけることが肝要であろう。そのためには、オープンなマインドと、しっかりした議論ができるコミュニケーション力がメンバーに要求される。これができる者同士がお互いを「ウマの合う」と感じることは自然なことだ。そのメンバーでは、幅広い人種、価値観を受け入れることになり、新しいものもどんどん取り入れられていくはずだ。


しかし、一方で、それぞれキャラ立ちして、自分の考えをはっきり主張する、ある種個人主義的な側面がフューチャーされると思う。それをまとめるためには目標が必要だ。そしてそれをまとめるリーダーシップというのが重要だ。ダイバーシティというのはgoogleを想像するが、彼らには全知識をインターネットに集約するという大きな目的がある。そのためには、技術やアイディアで突飛なものが、どんどん尊ばれる。


どんな会社にも当てはまるかというと疑問である。だから、ダイバーシティを=女性の管理職抜擢にすり替えることもある意味ありではなかろうか。今日のところは、少しずつオープンで活発な職場環境が増えればいいと思う。

4回目。


引き続きポートフォリオ理論について。


・思ったこと

今回は効率的フロンティアやマーケットポートフォリオやマーケットリスクについて。概念が全マーケットレベル(株式だけでなく国債やその他有価証券全体、他国市場も)を包括した上での非常に抽象的な話なんだが、統計数式がバックボーンの根拠となるので、実は説明ははっきりつくという不思議な世界だ。ポートフォリオ理論と実際のマーケットの関係は、業務システムにおけるプログラムと実際の業務との関係のようでもある。やっぱり理論というものは現実のいろいろな制約やら例外やらを少し丸めちゃうんだな・・・。次回でポートフォリオ理論は最終回。しっかり予習して臨みたい。