平成中村座 10月の浅草 | 海をみていたい

海をみていたい

日常。思ったこと、メモがわりだったり、テンションあがって発信したかったり、観劇、観戦、鑑賞日記です。
濱田めぐみさん、町田樹さん、パナソニックワイルドナイツ好き、現在連日HIDEKIさんを思い出しています。
趣味は携帯写真。

もう、1ヶ月以上たってしまいました。先月に書くつもりでしたが


10月の快晴のひととき。

青い空。

まだあたたかく、浅草は賑わっていました。

仲見世通りはもちろん、周辺もどこもあまりの人の多さにまだ慣れなくて驚きました。


先日オミクロン株対応ワクチンも接種したので大丈夫かと思いますが、怖がりなので普段なるべく人混みは避けて暮らしているつもりなんです。コロナ感染はまだしていませんが、していないと思っているだけで無症状の人もいると云われているのでよくわかりませんよね。

大混みの上に裏通りでは店先に椅子やテーブルを目一杯出してほとんどのかたが飲んいて、
過剰といわれようが逃げるように芝居小屋へ。

実際、11月の平成中村座は何回も関係者の体調不良を理由に中止に追い込まれていたので、あの人混みの多さは役者さんたちにも影響したのではないでしょうか?

たまたま、そのよく晴れた日にタイミングよく楽しんできた次第です。

きっと江戸時代の芝居小屋、映画やドラマで観る芝居小屋の実際の雰囲気はこんな感じだったのかもね、とワクワクする建物の造りになっています。

平成中村座の公演中だけのためにわざわざ建ててしまうんですから、すごいことです。

近いです。舞台に手が届きそうに感じます。履き物を脱いで上がる芝居小屋のこじんまり感と、舞台で繰り広げられるパワーというか大きさを浴びられる感じなんです。

そのなかでもかなり舞台に近い席だったのですが天井近くに設けられた幕のなかの舞台の真上の左右の席があって、そこから舞台裏を見おろも面白いだろうな、とうらやましく見上げたり。

コクーン歌舞伎などで舞台の裏を開けて外が見える演出等もありますが、ここでは本当に芝居小屋の裏面を開けたときの木々と空の景色、空気感が流れてきて面白かったです。

出し物は二部のクドカンの新作を観ました。さよなら歌舞伎座公演の大江戸リビングデットのような社会情勢も加味したわかりやすい喜劇ではなく、ある種の大雑把さ?違うかな、クドカンさんのシュールな持ち味かもしれません、その不思議さがあって。

深く考えずにゲラゲラ笑う芝居小屋の雰囲気、たのしめました。

勘九郎さん、ちょっと下品なんですけれどね😊、七之助さんは相変わらずキレイなのに今回はすっぱ。中村兄弟と子供たちも含めてわちゃわちゃ喜劇です。

舞台を引き締めてくれるのは荒川良々さん。やっぱり上手いなぁ、これぞ、舞台役者👏

帰りに見上げるライトアップも美しく、浅草観光したくなります。