ディアハンター カヴァティーナ | 海をみていたい

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日常。思ったこと、メモがわりだったり、テンションあがって発信したかったり、観劇、観戦、鑑賞日記です。
濱田めぐみさん、町田樹さん、パナソニックワイルドナイツ好き、現在連日HIDEKIさんを思い出しています。
趣味は携帯写真。

一番大事な映画って、
いちばん好きな映画、って何だろう、と
時々考えるのだけれど、
「リバーランズスルーイット」
見事に美しいし、ブラピを今でも好きなのはこの映画が最高だからだし、
(これは↑6月24日に公開されるサンドラ・ブロックの映画のブラピ)

「ローズ」
ベットミドラーがかっこよくて本当に好きだし、
他にも自分が一番映画を観ていた時代の映画が次々浮かんで来る。
学生の頃はオールナイトで安く観られる名画座とか幾つもあったからその頃の心情とまだ塗られていない余白にどんどん染み入っていったんだと思うけれど、
メロディーと共にグサグサ刻まれたあの映画を思い出した。
「アメリカングラフティー」
と、
「ディアハンター」
全く映画のテイストは違うけれど、反戦が根底にあったことをふと、今、思い出した。
たぶん、観ていた頃は反戦をあまり意識していなかったと思う。どちらもベトナム戦争前後の若者たちが描かれていたから、帰還して(或いは帰還出来なかった若者もいて)もう戻れないあの頃の愛おしさ、失ったものの大きさにショックを受けた映画でもありました。が、それでもアメリカンな雰囲気を味わっていたかも。

この『カヴァティーナ 』🎵
ギターの音色が優しくて穏やかで、
あまりにも凄絶な戦争体験との落差が切り刻まれます。




この鹿が静かに振り向いた時、単なる鹿狩りだったら撃っていたはず。


戦争で失ってしまったものが大き過ぎたから、彼は




映画館に行くとチラシがありますよね。開場を待つ間眺めてます。その今年の午前10時の映画祭の中にディアハンターのスケジュールがありました。


午前十時の映画祭 https://asa10.eiga.com/  


都内はTOHOシネマズ系がグループAにもBにも含まれているので4週の間観ることが出来ます。どこかのタイミングで観に行こうかと。





私は、描かれている人々の暮らしとその背景に映る美しい景色をただ、眺めていたい。
でも、今、これと同じ悲しさを、また多くの人たちが現実にあじわう、
何故?

平穏に暮らしていても苦しい。