最近、ヤフオク等で売り出されました中国製のPGMⅢ。

中国人の友達になるモトトロン社長にお願いしてこちらを製造しているメーカーに問い合わせしてもらい業社取引にて購入いただいたのが1ヶ月少し前。それから他のパーツが出来上がったのとついでに同梱いただいて最近輸入と手元にやって来ました。

レース活動でバタバタしていましたがやっと今日少し時間が作れたのでダイナモにて馬力測定等してみました( ^ω^ )










先ずは装着です。
全く問題なく取り付きます。
コネクターも引っかかりもなくいい感じです^ ^
箱の大きさも全く同じですのでしっかり収まってます。
ただ気になるのは裏蓋がプラスチックなのはホンダ製PGMⅢと同じですが表側もプラスチックになってます。発熱があるパーツですから少しでも冷える方向に作りたいと考えますがプラスチックだとその点が微妙だと思いました。









次に重さ。
中国製PGMⅢを初めて手にした時に先ず感じたのが重っ!でした。
とりあえず測ってみました。
ホンダ製PGMⅢは486グラム。








中国製PGMⅢは615グラム
でした。

129グラム中国製PGMⅢが重たかったです。









次に発熱量。
この測っているタイミングはダイナモ上にて4回連続で馬力計測をした後、直ぐなのですがこちらホンダ製PGMⅢは32.4度となりました。







こちらは中国製PGMⅢ。
同じタイミングで36.1度
でした。
その差は3.7度、中国製PGMⅢが熱量が高い状態ではありました。









さぁー馬力測定を一気にやりました(゚∀゚)
データとれましたよ♫
全ての状態で体感でも分かるぐらいの差がありますね。
計測方法ですが
ホンダ製PGMⅢでリミッターカット無し
ホンダ製PGMⅢでリミッターカット有り
中国製PGMⅢでリミッターカット無し
の3タイプを計測しました。
各タイプで連続4回計測します。
4回共に計測開始時の水温は60度。

この中国製PGMⅢはリミッターカット無しタイプでしてホンダPGMⅢのように配線加工にて簡単にリミッターカットは出来ない物になります。ですので今回は中国製PGMⅢリミッターカット有りの計測は出来ていません。
因みに今のところ中国製PGMⅢリミッターカット有りタイプを入荷予定はありません。ただもし購入希望者がいましたら注文してもらえれば入荷する事は出来ますが( ´∀`)









先ずは
ホンダ製PGMⅢリミッターカット有り
となります。
平均的な数値は

馬力 64PH
トルク 4.2㌔

となりました。







こちらは
ホンダ製PGMⅢリミッターカット無し
となります。
平均的な数値は

馬力 55PH
トルク 3.8㌔

となりました。







こちらは
中国製PGMⅢリミッターカット無し
となります。
平均的な数値は

馬力 48PH
トルク 3.5㌔

となりました。








でっこちらが各グラフを重ねたものです。









先ずエンジンをかけると中国製のPGMはアイドリングが引くなってしまいアイドルスクリュー調整をしても安定が困難です。

ホンダ製PGMⅢで1500回転に合わせ安定している状態から中国製PGMⅢに交換すると1000回転以下500回転ぐらいになります。ストールしそうな感じ。

そして1番皆さんが気にする馬力・トルクも中国製PGMⅢは1番低い数値となりました。
体感的にも10000回転ぐらいからの抜けるようなパワー感はなんだかなぁーって感じでした。

以上、中国製PGMⅢのレポートでした。

欲しい方はお問い合わせください。いくらでも取り寄せますよ(・∀・!
注意点はメーカー保証もありませんのでクレームは一切受け付けれませんので悪しからずです。。。