Loudress原点にてお伝えしている、悪夢の様な想い出・・・・TEENSコンテストでの
大失敗を、思い出したついでに、綴っていきたいと思います。
18才くらいの頃、常連の喫茶店のバイト店員と仲良くなり、オリジナルバンドを
やっていると聞いた。
当時からHARD ROCKのみだったので、『ふ~ん、あっそ』って感じだったんだけど、
彼らが次に出るコンテスト、TEENSコンテストの当日と、そのバンドのギターの方の就職試験がバッティング!!
確か地方公務員の試験だったと思う。
そこで、急遽頼まれて断れずに参加。楽譜なんて書いてないの一言だったので
曲を聞いて、耳コピ。
しかも、カッティングを。
フォークロックって感じかな?本人はチューリップが基本と言ってた気がする。
※この頃から、耳コピするのが当然になったような気がする・・・
今もLOUDNESSは耳コピです。
だから、追加の曲が決まったら、さあ大変!!
謎解きをするような高崎先生の高速ソロ・・・・・
当時、機材は生意気にラックのエフェクターを使ってました。
グライコ、パライコ、ハッシュ等・・・・
一応、ぐうたら社員ながら仕事をしていたので(今もぐうたら社員です・・・)、
帰ってからヘッドフォンで音作り・・・グライコの目盛りをmm単位で調整。
これでええねん!って感じで・・・・
完璧な自己満足。しかも、今考えると大したことしてないし・・・・
何度か練習を重ね、メンバーとも気心知れるようになった頃、さあ本番だ!!
とある駅の近くが会場で、機材を路駐で降ろして、駐車場へ行って帰ってきたら、
ギター機材だけ道の上にポツンと・・・・あいつら~
人の車に乗ってきといて、荷物くらい持って行けよ!!
気を取り直して、次が出番だ。機材持って、さあ出番だ!!
シールド(線のこと)つないで、頑張って作った音が響くぜ!!
アンプに電源を入れてジャラ~んと、ん?
音が出ない??
何で?
一瞬でパニックになり、シールドをつなげて外して、同じ事のくり返し。
何で??
10分弱いろいろとやってたら、審査員がムッとした顔でやってきて
『素音でやって』と、冷たくシールドをアンプにつなぎ変えてた・・・・あのやろう・・・・
ギュイ~ンと、いつもの音がチャラ~ンと悲しい音に・・・・
2曲やったのだけど、いまいち盛り上がらなかった・・・・そりゃ、オリジナルだもん、
みんな知らんわな・・
結局、コンテストは落選。メンバーはその年が最後のTEENSコンテストでしたが、
言わしてもらえば
礼儀も知らんような奴らが、生意気なことをするな!と言いたかった。
音は出ないわ、態度は悪いわ、腹が立つコンテストでした。
唯一、良かったのは無理矢理ギターソロを作って弾いてやったくらいかな?
しかも、曲調に合わない激しい?ソロを・・・・・・
その日出てた、よそのバンドからスカウトされたが、ポップな音楽だったので
ご遠慮しました。
何故、ギターの音が出なかったのか??
原因はハッシュ(ノイズフィルター)という機材には、入力出力共にA、Bの2chあって、Aに入力し、Bから出力になってました。暗くて見えなかったみたい・・・・・・
これって、意外と今もやってしまう可能性があり、
いつも最新の注意をするようにしてます。