こんにちは。窓際族博士課程院生のtyatyaotyaです。
実は教免持ちです。
いえーい。
頑張りましたねぇ。
体感、院生って割と教免もってますよね。
例に漏れず、わたくしも学部時代にあくせく単位とりまして、実習行きまして、申請と説明会オールクリアで無事獲得にいたりましたね。
社会学部なので、取れるのは社会ですわね。
中学の社会と、高校の地歴・公民で三つ。
プラス、修士で取れる専修免許でコンプリートってわけです。
思い返すと、向いてる向いてないは別として、実習が大変すぎて。
人権は欲しい派なので積極的に免許を使って就職する予定はないのですが、「持っていること」と「やったことあること」は院生として求められる素養の近似値ではあるので意味はあるのかなあと。
講師として働きながら院生やってる人とかもたまに見ますし。
いやいや、何が言いたいって
「ガチで教採受ける人」以外が教職課程続けるかやめるか選択する時期
が来ましたねって話です。
教職取ってる後輩から「辞めたいんですけど」って相談もらって、ガチ相談してきたから、そんな時期かーって思って。
なんとなく雰囲気で教職課程取り始めた人が「あ、これ大変な奴だ」って気づいてやめるのって大体2年生の初め~3年生の初めくらいだと思うんですけど、3年目の6月、4年目の6月は「教職課程にそれなりに覚悟持って踏ん張ってた人が揺らぐ時期」っぽいんですよ。
ここらで「介護等体験(3年)」「教育実習(4年)」っていう、どデカいイベントにぶち当たるから。
しかも、それが入試や就活っていう、人生を左右する避けられないライフイベントに重なってきて、時間的にも精神的にも、金銭的にも追い詰められるから。
まわりはもう、「教採受けて先生になるぞ
」って人ばっかりになっている中、先生にならないのに「資格」のためだけにこんなに時間を消費して、体力消耗して、意味あるの?って揺さぶられるみたいね。
実際、教職とってると学科の卒業単位の2倍くらい授業取ることになるから3年生でも時間割はギチギチだし。
就活含めた将来への焦りとか。
教職とったことなんて、履歴書に書ける資格がちょっと増えるだけじゃないかとか。
友人は遊ぶ時間あるのに、自分はこれから指導案書かなきゃいけないのかとか。
こんなに悩んでるのに、同じ悩みの深刻さを共有できる人がなかなか身近にいないとか。
私がそういう後輩から相談を受けるなら、「教職に求める意味」と進路、あとは今の生活がどうかまずは聞いてみるかな。
教職課程取ってる中でなかなか弱音吐く機会無いと思うので、そういうの込みで「今、教職何単位残ってるの?」「前期で何取ってる?何先生?」みたいなところから色々聞いてみる。
で、「やめたい」って言ってるとこのコアが何か探ってみる。
辞めることは決定していて心理的なバックアップが欲しくて相談してくれたのか、続けるか迷っていて意思決定の材料が欲しいのか、やめたくないから背中を押してほしいのか。
単純に弱音とか愚痴とか言いにきてくれたのか。
あとはその子の性格的に教職すっぱりやめた方がプラスになるなら応援するし、後々影響残りそうなら理由付けしてあげたり強引めに引っ張って「続ける言い訳」をあげてみるとか。
「続ける言い訳」になんやかんや文句いいつつ乗っかってくるなら責任もってアンカーになって尻たたきするし。
パッとやめて他のやるべきことに注力するなら背中押すし。
結局なにが最適解かはわからないけど、私に相談してくれたならなんとかいい方向にいってほしいなって思う。
やめるにしろ続けるにしろ決めるのも責任とるのも結局は自分だけど、耐え切れなくなってばつんとやめてしまう以外の選択に向かえるといいね。
特に「自分が積み重ねてきたもの」が安心感につながる人にとっては、教免は輝くトロフィーくらいに自分の努力を証明してくれる上に実用性もあるので、取って損はないです!
使うにしろ使わないにしろ、自分だけで決めなくてもいいし、じっくり考えてみてねって話でした。
とりあえず、相談してくれた子は前期科目だけ単位とれるように引っ張ることになりました。
最終的な判断をどうするかはさておき、積み重ねてきた努力は裏切ることもあるけど無意味ではないから、いい方向にいきますように![]()