外は雨だ

午前1時半



そろそろ寝ようかな


欲しいものなんだろう



会いたい人は誰だろう



べちょべちょ


そんな感じの雨の音


地面が物凄い勢いで水を飲み干すような


こんな夜でも時計は変わらず回る



いつも蘇る光景は予想外のものばかりだ


今日なんだかにぎやかだ

だから今日はいつもに増して暗い道を選んで自転車を漕ぐ

それでもどこか空気はいやらしい


川沿いの細い道は静かだ

でも水の臭いがいつもより臭い


住宅街の迷路のような道をぐるぐる回っていると懐かしい場所に出た


昔の駄菓子は今はクリーニング店で


八百屋は今は何屋かわからない


新しいマンションあって、昔何があったか思い出せない


いったい僕は何を探しているのだろう


街はゆっくりだけど変わっていく


変わらないでいることなんて良いことだとは思わないし、まずないだろう


やっぱり変わっていくのだ


そんな中で変わらないものあったなら


すぐにトンネルが現れる

最近出来たばかりで新しいトンネルだ

そのまま長いトンネルは下り坂が続く

それは緩やかだか、徐々にスピードが増す

風が気持ちいい

目を閉じて

開けてみる


スピードはどんどん増す