マッドガードの取り付けと振動対策 | よっしんち -TNG- …MotoBLOG&キャンプ

よっしんち -TNG- …MotoBLOG&キャンプ

a.k.a. よっし 明治生まれのばぁちゃんに猛吹雪の日に生まれたと聞きつつ西方の地で育つ 『大排気量だけがバイクの楽しみじゃない派』 趣味はMotoBIKE/朝ツー/キャンプ/料理と酒/電子メカいじり 愛車 “日常の感動をサポートする" SUZUKI GSX250R(DN11A・L7=2017型)BLK

GSX250R ほっこり号に付けている汎用マッドガード

について、昨年(2018) 9月に
本人だけが満足なイジり、いわゆるカスタム小物集の 5)
で紹介していましたが、数件問い合わせのメールをいただいたので細かい工夫について説明します。

取り付け前に以下のパーツを、近所のホムセンの屋根や水道に使う物のコーナーで買っていました。

イメージ 3


◎ポリカーボネート ワンタッチフック(ブロンズ) 10個入り 1袋
◎ステン丸座金 8x22mm 4個入り 3袋
◎ニトリルゴム平パッキン 2個入り 5袋
後述する回転防止のボルトに使わなければ、ステン丸座金は2袋、平パッキンは4袋で足ります。

あと、
◎5-6φ 3cmくらいのスミチューブ
◎石油ポンプのパイプ部分の端切れ
こういうのもあるといいですね。


イメージ 1


ポリカーボネート ワンタッチフックは屋根に使う波板を止めるためのものらしいです。
使うのは黒いウレタン部分だけですので色は何でも構いません。


イメージ 2


マッドガード付属のボルトに「ステン丸座金」「ポリカーボネート ワンタッチフックのウレタン」を装着します。


イメージ 4


マッドガードにボルトを入れます。


イメージ 5


反対側にニトリルゴム平パッキンを入れます。


イメージ 6


マッドガード付属の補強金具を入れます。


イメージ 7


付属のボルトで締めます。


イメージ 8


こんな感じです。


イメージ 9


付属のナットはナイロンの緩み留め付きです。廉価なのに良いものが付いていますね。


イメージ 10


イメージ 11


とりあえずウレタンを沈ませるために、一旦、付属の補強板をすべて取り付けました。


イメージ 12


その後、端のナットだけを外して、付属の取り付け金具を付けました。
GSX250Rはチェーン側からアクスルシャフトを差し込んでありますので、そちらが切り欠きになっています。

金具の裏表など参考にしてください。
140/70-17(リム幅4.0)を履くGSX250Rの場合、マッドガードの取り付け金具の長さは、この一段短い位置でタイヤとの隙間2.5cmくらいです。
(訂正しました。当初1cmと書いていました)
最長にすればタイヤを太くしても大丈夫でしょう。


イメージ 13


リアのブレーキディスク側はアクスルシャフトのナットが来るので穴が空いているだけです。

マフラーの陰で目立たないので、こちらにマッドガード付属のボルトを挿します。
丸座金と平パッキンを入れました。

これがスイングアームに引っかかって回転防止の役割をします。
傷つかないようにスミチューブ(厚手の収縮チューブ)を入れ収縮させておきました。


イメージ 14


バイクのアクスルシャフトを緩め、プラハンマーで “ コンコン ” 叩いて隙間を作りました。


イメージ 15


チェーン側にマッドガードの切り欠きのある取り付け金具を入れます。


イメージ 16


ブレーキディスク側は、アクスルシャフトのナットを外して、マッドガード取り付け金具の穴に通します。


イメージ 17


スイングアームにこんな感じで当たります。


イメージ 18


昔、スクーターにワンウェイバルブを付けたことがあって、その時石油ポンプを使用したのですが、その時の不要だった太いパイプを取ってました。
そのパイプをちょっと切って回転防止のボルトの受けに使います。スイングアームに傷が入るのはイヤなので。


イメージ 19


イメージ 20


こんな感じに挿しました。


※ リアアクスルシャフトは左側ボルト頭が 17mm、右側ナットが 24mm、締め付けトルクは 65N・m です。


このような後付けの汎用マッドガードは振動で緩みやすいので、走行中に巻き込んでもしたら大事故に繋がります。
今回の工夫がお役に立てば嬉しいです。



_ /  _ /  _/

2021,07 Olimpic Tokyo2020開会式後の追記
2020,11月にちょっとゴツいイメージにしてみました。2020末〜2021年7月末現在はこんな感じ




#バイクいじり
#GSX250R
#キャンプ