マスゴミの印象操作で象徴的なものがあります。

 

「2位じゃダメなんですか」

 

民主党政権でのスパコンに関わる事業仕分けでの蓮舫さんの発言です。

 

真意を捻じ曲げてマスゴミが報じたせいで、多くの人が間違った印象を持ってしまい、それが15年経った都知事選でも亡霊のようにつきまとったのではないでしょうか。

 

真実は当時スパコンの開発を担当していた文科省や理研の担当者が1位になるべき具体的な理由を答えられず、蓮舫さんが視点を変えて質問したということです。

 

詳細は次の記事を見ていただきたいと思います。

 

 

一般的には「『1位になる必要性はない』という事業見直しの宣告」と言われているが、正しくは「『スピードでは1位になれなくても、利用者の使い勝手も含めて競争すれば事業の価値を見出せるのでは』という事業継続への助け舟」であった(記事本文引用)。

 

珍しく読売新聞にもいい記事がありました。

 

 

その中でスパコンの開発に携わった研究者の方はこうも言っています。

重要なのは使い勝手。速度よりむしろ、多様な研究の役に立つかが本来だ。『2位でもいい』と答えてもよかった。ただし、何の研究のために、どんなマシンが必要なのかを明快に説明できなければならなかった」(記事本文引用)

 

真相は文科省の役人や理研の担当者がスパコン開発についてしっかり説明ができなかったから事業を一度凍結するのが妥当となったということです。

あたかも蓮舫さんが悪いというキリトリ報道が今も昔もされていますが、恣意的な印象操作だったということです。

 

事業仕分けから数年、富岳というスパコンができ、新型コロナウィルスの飛沫拡散シミュレーションで毎日テレビで報じられていました。

あそこで一度立ち止まったからこそ、できたのではないでしょうか。