極論を言ってしまうと、もうこの日本において、自民党の役割はとっくのとうに終わっています。
結局、昭和の成功体験、僕ら若い世代から言わせてもらえば、昔の成功体験にしがみつくだけの政治では変化の激しい令和の時代についていくことはできません。
政治家を先生と仰ぎ、政治家は偉そうに振舞う、
国民不在の権力争い、
高度経済成長の思い出に浸っている、
男尊女卑、
ハコモノを作ったりオリンピックや万博などのイベントをやれば盛り上がると思い込んでいる、
などなどとにかく時代遅れです。
確かに、昭和の時代、自民党の果たした役割は大きかったのかもしれません。
僕は生まれていないので知りませんが。
アベノミクスだって、円安にして輸出企業が伸びれば、日本経済も潤うという発想です。
しかし、実際には潤わず、行き過ぎた円安によって僕達の生活は危機に瀕しています。
ハコモノだってそう、先日開業した北陸新幹線だってそうです。
原発事故が起こっても、なお、原子力は夢のエネルギーだと思い込んでいて、どんどん原発再稼働させる。
そして、少子化です。もうずっと前から言われてきた課題、僕らが子供の頃には既に少子化だったわけで、その僕ら世代が親世代になりつつある今も、全く状況は変わっていない。
本当の保守政治なら、子供は国家の宝なのだから、少子化問題に正面から取り組んだはずです。
そういった意味では自民党はエセ保守と断罪せざるをえないのではないでしょうか。
もう、今の時代、自民党に政治を、日本の舵取りを担わせるのは無理です。不可能です。
まぁ敬意を表して長きにわたりお疲れさまでした。とでも言っておきましょう。
今の時代、こういう古い政治はもう必要ありません。役目を終えたのだから。