最近の日本って、柔軟性がない、一度決めた計画が全知全能の神様のように崇め奉られているように思います。
その象徴が、リニアモーターカーの問題だと思います。
静岡県と国やJR東海が揉めている問題、現状の計画に問題があります。
水資源の枯渇や生態系への影響、さらには南アルプスの山々の山体崩壊の危険性などがあります。
詳細は静岡県のホームページに載っていました。
この計画を押し通そうとして、結局無理が集って開業は当初の予定より7年延びました。
なぜ、別のルートを検討しなかったのでしょうか?
直線距離で名古屋と東京を結ぶ南アルプスを貫通するルートが、リニアの速度を活かすことになるのでしょうが、無理があると思います。
日本には急がば回れということわざがあります。
少しスピードを落として南アルプスを回避するルートは選べなかったのでしょうか?
リニアで東京名古屋間は40分だそうですが、別にそこまで早く着かなくたっていいですよね。
現状ののぞみ号1時間半でも十分なくらいなのに。。。
せっかく開業の延期も決まったことだし、ルート含めもう一度再検討しても良いのではないでしょうか。
少なくとも、環境破壊や水資源を枯渇させてまでリニアは必要ないのかなと思います。
せっかくの夢の技術、誰もが納得する形で、実用化するべきだと思います。