今、多くのドラゴンズファンが危機感を抱いていると思います。
開幕3連戦、2敗1引き分け、思い描いていた開幕のシナリオとは程遠い内容でした。
オープン戦を首位で終え、いい流れで開幕に臨める、今年のドラゴンズは違うぞ、そういう期待があったはずです。
僕も昨日の試合神宮球場へ応援に行きましたが、去年と同じ、去年と何も変わっていないじゃないか、そういった感想を持ちました。
結局チャンスで点が取れない、昨日だけでなく、金曜日、土曜日の試合もそうです。
さらに、エラー、エラーにはならないミス、フォアボール、失点の傷口を自ら作り、案の定失点する。
これがこの3連戦で1つも勝てなかった大きな要因です。
早くも借金2、今週の試合4勝2敗で終われなければ、このままいつものようにズルズルいってしまう気がしてなりません。
それくらい明日からのホーム開幕戦大事です。早くも正念場です。
2年連続最下位のチームに必要なのは勢いです。
さて、昨日の試合、せっかくですので振り返ってみましょう。
まず、スタメンからして僕は試合前から懐疑的に感じました。
なぜ、キャンプ、オープン戦とずっと頑張って成績を残してきた三好選手を早くも外すのか?
ならば、なぜレフトは大島選手ではないのか?
キャッチャーも正捕手の木下選手を早くも3試合目から休ませるのか?
打順もそうです。
なぜ小技や足の使える田中選手が2番でなく6番なのか?
なぜ細川選手と周平選手の打順(3番、5番)を入れ替えたのか?
たくさんの疑問符が頭に浮かびました。
試合前から結果は半分決まっていたのかもしれません。
そして試合の大勢は1回裏で決していました。
何でもないゴロがセーフに、フォアボール、またしても何でもないゴロがセーフに、エラーではなくヒットという公式記録でしたが、エラーにはならないミスです。ミス、フォアボール、ミスで1アウト満塁、そこからあれよあれよと3失点。。。
その間には二度のリクエスト失敗のおまけつき・・・
先制された後は、お決まりのサクサク攻撃・・・反撃の狼煙すら上がりません。
そんな中、中田選手のホームランでようやく追撃態勢と思いきや・・・5回裏にソロホームランをお返しされ、6回表のノーアウト満塁のチャンスは1点止まり、その後再び1点入れられ万事休す。
こういったところでしょうか。結局初回の3点ビハインドが最後まで響いた試合でした。
金曜日、土曜日の試合もチャンスでもう少し点が入れば勝てていました。
先発は柳投手1失点、涌井投手無失点と普通なら白星が付くべき内容です。
もう随所に去年見飽きた光景があった3試合でした。
開幕3連戦は、エイプリルフールの今日のための壮大なフリだったと思いたいです。
今週は今年1年を占う大一番です。