台湾の総統選は与党民進党の候補の勝利で幕を閉じました。
日本の国会にあたる立法院の選挙では野党国民党が第1党となりねじれ国会のようなことになるようです。
ニュースを見て思うのは台湾の選挙の盛り上がり、日本の低投票率の選挙とは全くムードが違います。
民主主義とは、政治とは、自分事だととらえている人が日本に比べて多いのではないでしょうか。
この背景には歴史的背景があると思います。
日本では選挙権は欧米の真似をして創設され、戦後もどちらかというと与えられた選挙権なんだと思います。
一方、台湾は独裁時代の民主化運動を経て勝ち取った権利なわけです。
そこが大きな違いかなと思います。
僕も15年末に台湾旅行に行ったのですが、そのときも丁度総統選の最中でした。
テレビから見る映像は、まるでお祭りのよう。
日本もこういう盛り上がる選挙になってほしいものです。