テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ
↓ランキング参加中です。

にほんブログ村

映画評論・レビュー ブログランキングへ
↑クリック、よろしくお願いします。
○●○●○●○●○●

原題:Thelma
2025/6/6
監督・脚本 ジョシュ・マーゴリン
音楽 ニック・チューバ
出演
テルマ/ジューン・スキッブ
ダニエル/フレッド・ヘッキンジャー
ベン/リチャード・ラウンドトゥリー
アラン/クラーク・グレッグ
ゲイル/パーカー・ポージー
ハーヴェイ/マルコム・マクダウェル
ロシェル/ニコール・バイヤー
コリン/クイン・ベスウィック
アリー/コーラル・ペーニャ
マイケル/エイダン・フィスク
モナ/バニー・レヴィン
ウィンストン/ルーベン・ラバサ
(あらすじ)
2年前に夫を亡くし、一人暮らしを送る93歳のテルマ。
孫・ダニエルが何かと気にかけてくれている。
彼は恋人・アリーと別れたばかり。
そのダニエルから、事故を起こして刑務所にいるという電話がかかってきて、
保釈金1万ドルを送金する。
が、それはオレオレ詐欺だった。
落ち込むテルマ。
だが、新聞に載っていたトム・クルーズの写真に添えられた
「ミッション・ポッシブル」の見出しに一念発起。
郵送した宛先を手がかりに、
老人ホームにいる友人・ベンを巻き込み、
シニアカーに乗ってそこを目指す。
(感想)
老老介護なうなので、興味のあった作品。
この作品は、監督の祖母のもとにオレオレ詐欺の電話がかかってきたことが
ヒントになって生まれた。
93歳のテルマは、
93歳にしては凄くちゃんとしている-だいぶ凄い病気持ち設定だったけど。
ちゃんとはしているが、
思考回路はやっぱりお年寄り。猪突猛進で自己中心的。
でも、愛すべきババアだった。
それを撮影当時93歳(現在95歳)のジューン・スキッブがナチュラルに演じている。
アクションやスタントもほとんど自身で演じたそうで…さぞ周囲は心配したでしょうが。
その孫・ダニエルは、ダメ人間の部類には入るが、
本質的にとても優しい。
親の介護をやる子供はこういうタイプが多い。
演じているフレッド・ヘッキンジャーはその感じがうまい。
こういう人が笑顔で生きられる世の中になって欲しい。
テルマの娘夫婦は2人とも現代的で、
近頃の60代の思慮の浅さがリアル。イライラした。
相棒となるベンは、
時に彼女を諫めながら、困った時には助けてくれ、
最後まで付き合ってくれる、頼れるパートナーで素敵だった。
演じているリチャード・ラウンドトゥリーはこれが遺作。
いい俳優。
テルマとベンが、
無謀なことをしながらワクワクしている感じが映像から伝わって来て、
楽しい気分になった。
犯人も老人で、それを
時計じかけのオレンジ
カリギュラ のマルコム・マクダウェルが演じている。
老年は大体いつ見ても自分勝手な悪役。
これもそうだったけど、
点滴しているのにタバコ吸っているスピリットが自分好みのクソジジイ・キャラだった。
介護はいろいろ腹が立つことの連続なんだけど、
もうちょっと相手の気持ちを考慮してあげようかな…と思えた。
アクティブにいこうよ!っていうパワーも貰えて満足。
オフィシャル・サイト
○●○●○●○●○●
X (←リンク)
○●○●○●○●○●
映画、音楽
MusiCinemania by Uzo★mUzo

にほんブログ村

映画評論・レビュー ブログランキングへ
↑クリック、よろしくお願いします。
○●○●○●○●○●

原題:Thelma

監督・脚本 ジョシュ・マーゴリン
音楽 ニック・チューバ
出演
テルマ/ジューン・スキッブ
ダニエル/フレッド・ヘッキンジャー
ベン/リチャード・ラウンドトゥリー
アラン/クラーク・グレッグ
ゲイル/パーカー・ポージー
ハーヴェイ/マルコム・マクダウェル
ロシェル/ニコール・バイヤー
コリン/クイン・ベスウィック
アリー/コーラル・ペーニャ
マイケル/エイダン・フィスク
モナ/バニー・レヴィン
ウィンストン/ルーベン・ラバサ
(あらすじ)
2年前に夫を亡くし、一人暮らしを送る93歳のテルマ。
孫・ダニエルが何かと気にかけてくれている。
彼は恋人・アリーと別れたばかり。
そのダニエルから、事故を起こして刑務所にいるという電話がかかってきて、
保釈金1万ドルを送金する。
が、それはオレオレ詐欺だった。
落ち込むテルマ。
だが、新聞に載っていたトム・クルーズの写真に添えられた
「ミッション・ポッシブル」の見出しに一念発起。
郵送した宛先を手がかりに、
老人ホームにいる友人・ベンを巻き込み、
シニアカーに乗ってそこを目指す。
(感想)
老老介護なうなので、興味のあった作品。
この作品は、監督の祖母のもとにオレオレ詐欺の電話がかかってきたことが
ヒントになって生まれた。
93歳のテルマは、
93歳にしては凄くちゃんとしている-だいぶ凄い病気持ち設定だったけど。
ちゃんとはしているが、
思考回路はやっぱりお年寄り。猪突猛進で自己中心的。
でも、愛すべきババアだった。
それを撮影当時93歳(現在95歳)のジューン・スキッブがナチュラルに演じている。
アクションやスタントもほとんど自身で演じたそうで…さぞ周囲は心配したでしょうが。
その孫・ダニエルは、ダメ人間の部類には入るが、
本質的にとても優しい。
親の介護をやる子供はこういうタイプが多い。
演じているフレッド・ヘッキンジャーはその感じがうまい。
こういう人が笑顔で生きられる世の中になって欲しい。
テルマの娘夫婦は2人とも現代的で、
近頃の60代の思慮の浅さがリアル。イライラした。
相棒となるベンは、
時に彼女を諫めながら、困った時には助けてくれ、
最後まで付き合ってくれる、頼れるパートナーで素敵だった。
演じているリチャード・ラウンドトゥリーはこれが遺作。
いい俳優。
テルマとベンが、
無謀なことをしながらワクワクしている感じが映像から伝わって来て、
楽しい気分になった。
犯人も老人で、それを


老年は大体いつ見ても自分勝手な悪役。
これもそうだったけど、
点滴しているのにタバコ吸っているスピリットが自分好みのクソジジイ・キャラだった。
介護はいろいろ腹が立つことの連続なんだけど、
もうちょっと相手の気持ちを考慮してあげようかな…と思えた。
アクティブにいこうよ!っていうパワーも貰えて満足。

○●○●○●○●○●
X (←リンク)
○●○●○●○●○●
映画、音楽
MusiCinemania by Uzo★mUzo