陪審員2番
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原題:Juror #2
2025/3/5
2025/4/23
監督 クリント・イーストウッド
脚本 ジョナサン・エイブラムズ
音楽 マーク・マンシーナ
出演
ジャスティン・ケンプ/ニコラス・ホルト
フェイス・キルブルー/トニ・コレット
ハロルド・チコウスキー/ J・K・シモンズ
ラリー・ラスカー/キーファー・サザーランド
エリック・レズニック/クリス・メッシーナ
アリソン・"アリー"・クルーソン/ゾーイ・ドゥイッチ
ジェームズ・マイケル・サイス/ガブリエル・バッソ
ケンドル・カーター/フランチェスカ・イーストウッド
マーカス・キング/セドリック・ヤーブロー
デニス・アルドワース/レスリー・ビブ
テルマ・ホルブ判事/エイミー・アキノ
ヨランダ/エイドリアン・C・ムーア
(あらすじ)
タウン誌の記者・ジャスティンは、
ハイリスク出産間近の妻・アリソンと穏やかに暮らしているが、
アルコール中毒だった過去があり、
現在も弁護士・ラリーが主宰するリハビリに参加している。
そんな中で陪審員に選ばれる。
事件は、悪評高い男・サイスによる
恋人・ケンドルの殺害。
担当検事・フェイスにとっては
昇進の決め手となる事件であり、
担当弁護士のエリックに皮肉られている。
ジャスティンは
真犯人が自分であることに気がつく。
事件が起きた夜、
彼はバーに行ったが、飲酒はしなかった。
そして悪天候の帰り道、
車で撥ねたのがケンドルだったのだ。
彼は鹿だと思った。
彼はラリーに相談するが、
誰もジャスティンの言うことを信じないだろうから
重い罪に問われると言われてしまい、告白を躊躇する。
良心の呵責で揺れるジャスティンは、
誰もがさっさと結論を出して早く終わらせたいという空気の中で、
全員の意見が有罪で一致するのを妨げるような言動を取り、
サイスの犯行ではないという説が唱えられるようになる。
陪審員のひとりで、
実は元刑事だったハロルドが禁止されている独自の調査を始めるが、
ジャスティンはそれがバレるような行動を取り、
ハロルドはメンバーから外される。
ハロルドから捜査のずさんさを指摘されたフェイスは、
真相を探るようになる。
(感想)
劇場未公開。
イーストウッドのファンって一定数はいるはずだし、
まさに今の劇場公開を維持させている層だと思うのだが…
フェイス(演じたトニは好きな女優)が、自分の地位を捨てても
正義(イーストウッドのテーマなのだと思う)を貫くことを選んだラストは、
終盤、保身のためにだんだんずる賢くなっていくジャスティンへの
嫌悪効果もあって、後味は良い。
今は都合の悪いことにフタをするのが当然みたいな流れが多いので、
新鮮であり、清々しかった。
中盤までのゆらゆら揺れるジャスティンの描き方も
納得がいくし、同情の余地のあるものとなっている。
「人はやり直しが出来る」という自身の体験になぞらえた発言も、
白々しさだけを感じさせるものだけでもなくなったのは、
ニコラスの存在感に依るところが大きい。
ジャック・バウアーのアドバイスに驚くが、
そんなものかも知れない。怖いけど。
着眼点もユニークだったし、
ハラハラドキドキするし、考えさせられるし、
さすがイーストウッド作品!でレベルが高く、
観賞後も「いい映画観たなぁ~」と大満足。
やっぱり劇場公開するべきだったよなー。
オフィシャル・サイト
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監督 クリント・イーストウッド
脚本 ジョナサン・エイブラムズ
音楽 マーク・マンシーナ
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ジャスティン・ケンプ/ニコラス・ホルト
フェイス・キルブルー/トニ・コレット
ハロルド・チコウスキー/ J・K・シモンズ
ラリー・ラスカー/キーファー・サザーランド
エリック・レズニック/クリス・メッシーナ
アリソン・"アリー"・クルーソン/ゾーイ・ドゥイッチ
ジェームズ・マイケル・サイス/ガブリエル・バッソ
ケンドル・カーター/フランチェスカ・イーストウッド
マーカス・キング/セドリック・ヤーブロー
デニス・アルドワース/レスリー・ビブ
テルマ・ホルブ判事/エイミー・アキノ
ヨランダ/エイドリアン・C・ムーア
(あらすじ)
タウン誌の記者・ジャスティンは、
ハイリスク出産間近の妻・アリソンと穏やかに暮らしているが、
アルコール中毒だった過去があり、
現在も弁護士・ラリーが主宰するリハビリに参加している。
そんな中で陪審員に選ばれる。
事件は、悪評高い男・サイスによる
恋人・ケンドルの殺害。
担当検事・フェイスにとっては
昇進の決め手となる事件であり、
担当弁護士のエリックに皮肉られている。
ジャスティンは
真犯人が自分であることに気がつく。
事件が起きた夜、
彼はバーに行ったが、飲酒はしなかった。
そして悪天候の帰り道、
車で撥ねたのがケンドルだったのだ。
彼は鹿だと思った。
彼はラリーに相談するが、
誰もジャスティンの言うことを信じないだろうから
重い罪に問われると言われてしまい、告白を躊躇する。
良心の呵責で揺れるジャスティンは、
誰もがさっさと結論を出して早く終わらせたいという空気の中で、
全員の意見が有罪で一致するのを妨げるような言動を取り、
サイスの犯行ではないという説が唱えられるようになる。
陪審員のひとりで、
実は元刑事だったハロルドが禁止されている独自の調査を始めるが、
ジャスティンはそれがバレるような行動を取り、
ハロルドはメンバーから外される。
ハロルドから捜査のずさんさを指摘されたフェイスは、
真相を探るようになる。
(感想)
劇場未公開。
イーストウッドのファンって一定数はいるはずだし、
まさに今の劇場公開を維持させている層だと思うのだが…
フェイス(演じたトニは好きな女優)が、自分の地位を捨てても
正義(イーストウッドのテーマなのだと思う)を貫くことを選んだラストは、
終盤、保身のためにだんだんずる賢くなっていくジャスティンへの
嫌悪効果もあって、後味は良い。
今は都合の悪いことにフタをするのが当然みたいな流れが多いので、
新鮮であり、清々しかった。
中盤までのゆらゆら揺れるジャスティンの描き方も
納得がいくし、同情の余地のあるものとなっている。
「人はやり直しが出来る」という自身の体験になぞらえた発言も、
白々しさだけを感じさせるものだけでもなくなったのは、
ニコラスの存在感に依るところが大きい。
ジャック・バウアーのアドバイスに驚くが、
そんなものかも知れない。怖いけど。
着眼点もユニークだったし、
ハラハラドキドキするし、考えさせられるし、
さすがイーストウッド作品!でレベルが高く、
観賞後も「いい映画観たなぁ~」と大満足。
やっぱり劇場公開するべきだったよなー。
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