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映画2023/10/23
CD2024/04/03

原題:Syk pike
英題:Sick of Myself

監督・脚本 クリストファー・ボルグリ
音楽 Turns

出演
シグネ/クリスティン・クヤトゥ・ソープ
トーマス/エイリック・セザー
マルテ/ファニー・ベイガー 
イングヴ/フレデリック・ステンバーグ・ディトレフ=シモンセン 
エマ/サラ・フランチェスカ・ブレンネ 
スティアン/スタイナー・クローマン・ハラート 
リサ/アンドレア・ブライン・ホヴィグ 
エスペン/ヘンリック・メスタッド 
医師/アンデルシュ・ダニエルセン・リー
ベアテ/イングリッド・ヴォラン
ノーラ/フリーダ・ナットランド
クリスティーナ/グリ・グランス
アーニャ/マチルダ・フーグ

(あらすじ)

ノルウェーのオスロ。

高級レストランを訪れたシグネと恋人のトーマスは、
誕生日ディナーと偽って高価なワインを注文し、
隙を見てそのまま逃げる。
どちらがより巧妙に悪事を成功させるかを
日常的に競っている2人。

トーマスが現代アーティストとして注目を浴びるようになる。
シグネは嫉妬し、周囲の関心を引こうとする。

ある日、シグネが働くカフェに
犬に嚙まれた女性が首から血を流して店に逃げ込んできた。
血を大量に浴びながら介抱したシグマは、
救急隊から感謝され、人々から注目を浴び、
トーマスからは心配され、満足感を覚える。
が、注目は長くは続かない。

シグネは
原因不明の皮膚病を起こすロシア製の精神安定剤・リデキソールの存在を知り、
学生時代の友人・スティアンを通じて手に入れて服用を始める。

シグネの腕と首にかすかに症状が出始めるが、
原因が特定されることを恐れて診察を拒み、
トーマスには原因不明だったと偽って関心を得ようとするが、
注目が続く彼は自分の成功のことで頭がいっぱいだった。

さらに服用を続けると、次第に日常生活に支障が出るようになり、
顔中に出血を伴うひどいミミズ腫れが起きる。
救急車で病院に運ばれたが、
意識が朦朧とする中でも虚言がバレることを恐れて検査を拒む。

全身包帯で寝たきりになったシグネに
トーマスは心配して日夜付き添う。
が、シグネはトーマスが表紙を飾った雑誌を持ってきたり、
疎遠の父や、お見舞いに来なかった友達に腹を立てる。

シグネは、母親のすすめで治療センターのグループセッションに参加するが、
そこで「世界初の症例」とうそぶき、
参加者もそれぞれの症状の深刻さで競い合う状況で、
悪態をついてその場を後にする。

シグネは傷のある顔をSNSにアップし始める。
ローカル紙の記者を務める友人・マルテに頼み、
原因不明の病としてニュースサイトに取材記事を掲載してもらう。
新聞の一面記事にもなり、シグネの胸は高鳴る。

人気アーティストがシグネの記事をリポストしたことで
新進気鋭のモデル事務所から声がかかり、
モデルデビューが決まる。
が、彼女の自画自賛に旧知のイングヴやエマはうんざり。

新ブランドの広告案件に意気込むシグネだったが、
彼女の体調は悪化する。
思うように動けず、髪は抜け、吐血。
それでもリデキソールを服用し続ける。

広告撮影の当日。
彼女の不調ぶりにスタッフは撮影を見合わせようとしたが、
シグネは同じ事務所の四股不全のモデルをトイレに閉じ込めて
撮影を開始するように仕向ける。
が、頭から血を流して卒倒してしまった。

トーマスは作品で使用していたのが盗品であったことがバレて逮捕されてしまい、
2人が暮らしていた部屋の荷物はほとんど没収された。
モデルの夢も絶たれたシグネは
マルテにこれまでのことが全て自作自演であったことを告白。
マルテは絶縁を突きつけた。

シグネは治療センターのグループセッションに参加し、
フロアにあおむけに寝て、
皆と共に「生きたい!」と叫んで涙を流し、
外を歩くシグネは久々に笑顔をのぞかせるのだった。

(感想)

ミュンヒハウゼン症候群についての映画。
自分にはブラックコメディに見えた。
作品としてはおもしろい。
ヒロインに全然感情移入しないし、
そばにいたらからかってしまいそうw

もう近くに
躁鬱病だの、統合失調症だの、
双極性障害だの
精神疾患になっている奴らがいるのが珍しくもなんともなくなってきて、
そもそもそういう奴らって
自分にとっては、
精神的に未熟で、わがままで、
承認欲求が激しくて
面倒くさい嫌なやつ、って印象だった輩ばかりで、
疾患なんて大層なくくりじゃなくて、
端に人間性の問題という印象が拭えない。

なんでもかんでも病気扱いする世の中になって、
病気扱いされるほうは守られるのに、
そこに巻き込まれる人々に対して配慮なさすぎ!
コンプラという盾の下、
誰も文句言えないようになっているけど、
実はそれがこころの病気を増やしている
一番の要因なのでは?って・・・
そんなことを主張している映画ではないけど。

もう、症状を描くだけじゃなくて、
そういう連中から被害を受ける人がどう立ち向かったらいいのかを
題材にして欲しいな。

カチンコオフィシャル・サイト



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