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映画2023/7/14

原題:Close

監督・脚本 ルーカス・ドン
脚本 アンジェロ・タイセンス
音楽 ヴァランタン・アジャディ

出演
レオ/エデン・ダンブリン
レミ/グスタフ・ドゥ・ワール

レミの母・ソフィー/エミリー・ドゥケンヌ
レオの母・ナタリー/レア・ドリュッケール
レオの兄・チャーリー/イゴール・ファン・デッセル
レミの父・ピーター/ケヴィン・ヤンセンス
レオの父・イブ/マーク・ワイス
バティスト/レオン・バタイユ

(あらすじ)

12歳のレオとレミは大の仲良しだったが
中学校に入り、あまりのベタベタぶりに
クラスの女子に「カップル?」と尋かれ、
男子には「オカマ」と言われたレオは
周囲の目を意識をするようになる。

それまで一緒に寝ていたが
それを激しく拒否。
レミはトイレに籠り、泣く。

レオはアイスホッケーに打ち込むようになり、
2人で一緒に自転車通学していたが
それもひとりで行ってしまい、レミと喧嘩になる。

2人に距離が出来始めた頃、
レミは自殺をしてしまった…

(感想)

米映画だと思っていたら仏映画だった。

思春期あるあるな残酷さを描き、
ジジイとしてはノスタルジックで
切ない気持ちになるんだろうなぁと
想定しての観賞。
そんな気持ちになりたかった(笑)

マッチョにアイスホッケーを始める
花農家の子・レオは端正中の端正な美顔で、
オーボエを演奏し、
両親とも知的職業に就いているレミは
中丸くんに似ている。
レオのお兄ちゃんも美形だし、
レオがアイスホッケーを始めるきっかけとなる
バティストも美形。
美少年祭り。

この映画はBL好きな腐♀好きする感はある。
でもBLではない。
映画でもそうだったけど、
だいたいこの類のきっかけを発するのは♀。
男ってそんなに浅いもんでもない。

仲の良かった2人が急激に疎遠になっていく様子は
とても悲しかった。
年齢的にどうしても親目線で見てしまうので
余計辛い。

だけどこの作品は
大切な親友が死んで後悔して慟哭で終了、という
ありがちなものではなくて、
レミが死んだ後のレオの自責、喪失感がメインで、
そこからレミの母・ソフィーに真相を告白し、
再生を感じさせる形で終わる。痛い。
ソフィーの気持ちを考えても痛い。
痛さが仏映画。

これを見て思ったのは
こんなことで自殺するなよ、ってことと、
でもこんなことで自殺しちゃうのが
思春期の危険なところだということ、
そして、自殺は卑怯だということ。
だけど止められないものなんだとも思う。

どんよりした気持ちになるが、
エデン・ダンブリンの美顔に救われる。
これからどんな大人になっていくかな?

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