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RRR

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映画2022/10/21

監督・脚本 S・S・ラージャマウリ
脚本 サーイ・マーダヴ・ブッラ
原案 K・V・ヴィジャエーンドラ・プラサード
音楽 M・M・キーラヴァーニ
主題歌 Naatu Naatu/ M. M. Keeravani and Chandrabose
featuring Rahul Sipligunj and Kaala Bhairava

出演
コムラム・ビーム/N・T・ラーマ・ラオ・ジュニア
A・ラーマ・ラージュ/ラーム・チャラン

ヴェンカタ・ラーマ・ラージュ/アジャイ・デーヴガン
シータ/アーリヤー・バット
幼少期のラーマ/ ヴァルン・ブッダデーヴ
幼少期のシータ/スパンダン・チャトゥルヴェーディー

スコット・バクストン総督/レイ・スティーヴンソン
キャサリン・バクストン総督夫人/アリソン・ドゥーディ
ジェニファー(ジェニー)/オリヴィア・モリス

サロージニ/シュリヤ・サラン
ヴェンカテシュワルル/サムドラカニ
ジャング/チャトラパティ・セーカル
ペッダイヤ/マカランド・デシュパンデ
ヴェンカット・アヴァダニ/ラジーヴ・カナカーラ
ラッチュ/ラーフル・ラーマクリシュナ
エドワード/エドワード・ソネンブリック
ロキ/アーマリーン・アンジュム
マッリ/トゥインクル・シャルマ
チンマ/チャクリー
「Etthara Jenda」シーン登場 - S・S・ラージャマウリ(特別出演)

(あらすじ)

1920年、イギリス領のインド帝国で圧政を敷く
インド総督スコット・バクストンの一行が
アーディラーバードの森にあるゴーンド族の村を訪れ、
キャサリン総督夫人が村民の少女・マッリの芸術の才能を気に入って
総督府のあるデリーに連れ去ってしまう。

後日、ニザーム藩王国の特使・アヴァダニが総督府を訪れ、
マッリをゴーンド族に引き渡すように勧める。
スコットの側近・エドワードが一蹴すると、
彼らの守護者がイギリス人に災いをもたらすと忠告する。

マッリが連れ去られたことを知った部族の守護者・ビームは、
彼女を取り戻すためにジャング、ペッダイヤ、ラッチュを連れてデリーに向かい、
ムスリムの「アクタル」に扮して行方を捜す。



デリー近郊の警察署に
逮捕した独立運動家の釈放を求めるデモ隊が押しかけていた。

警察官のラーマは単身その中に飛び込み、首謀者を逮捕するが、
イギリス人署長は彼の功績を認めず、昇進させなかった。

総督府ではビームの対策が協議され、
ラーマが担当捜査官に名乗りを挙げる。

ラーマは警察官の叔父・ヴェンカテシュワルルと共に
運動家を装い、デリー市内の独立運動家の集会に潜入。
ビームの仲間・マッチュから声をかけられる。
だが正体がバレて逃げられてしまう。

マッチュを見失ったラーマは列車事故の現場に遭遇、
その場に居合わせたビームと協力して事故に巻き込まれた少年を助け出し、
互いの正体を知らぬまま交流を重ねて親友となる。

ラーマはスコットの姪・ジェニーに想いを寄せるビームを手助けし、
ビームはジェニーにパーティーに招待され、2人で出向く。
差別的な扱いを受けるビームだったが、
ラーマと共にナトゥダンスで周囲を圧倒する。

Naatu Naatu



ビームはジェニーに総督公邸に招かれ、
そこでマッリと再会、必ず助けることを約束する。

一方、ラーマはマッチュを見つけて拘束して尋問、
マッチュが投げた毒蛇・マルオアマガサに腕を噛まれてしまう。
マッチュから「解毒方法はゴーンド族の者しか知らない」と告げられ、
彼を解放して立ち去る。

ビームは仲間と共に総督公邸に乗り込む準備を進めていたが、
そこへ満身創痍のラーマが現れる。
彼はラーマを解毒して介抱するが、
ラーマはビームがマッチュと同じ装飾を身に着けていることに気が付く。

ビームは自分の正体を明かし、
マッリを助け出すために総督公邸に乗り込むことを告げ、
ラーマを残して総督公邸に向かう。

総督公邸ではスコットのナイト叙任を祝うパーティーが催されていた。
そこへ野生動物を積んだトラックでビームが乗り込む。
会場はパニック状態。

ビームはマッリを捜すが、
そこにラーマがやって来て
自分の正体を明かし、格闘の末にビームを逮捕する。

---Intermission---

ラーマはビームを逮捕した功績を認められて
武器庫の管理権限を持つ特別捜査官に昇進。
が、親友を裏切ったことや過去を思い出して罪悪感に苛まれていた。

-ラーマの父・ヴェンカタは警察官だったが、
スコットの圧政に耐えかねて脱走し、
独立運動家として村人たちに戦闘訓練を施していた。

ある日イギリス軍が村を襲撃し、
ラーマの母・サロージニと弟・チンマが殺され、
重傷を負ったヴェンカタは、
自身が隠し持っていた爆弾をラーマに狙撃させ、
イギリス軍を巻き込んで爆死した-

数年後、成長したラーマは警察官となり、
独立闘争に必要な武器を手に入れるため、
父の指示で警察官になっていたヴェンカテシュワルルと行動を共にして
警察組織での出世を目指していた。

逮捕されたビームは、
見せしめのためスコット夫妻や民衆の前で
ラーマの手によって鞭打ちの刑に処せられる。
が、ビームは屈することなく民衆を鼓舞し、
彼に触発された民衆が暴動を起こしたため刑の執行が中止される。

その姿を見たラーマは自分の行動が間違っていたことを知り、
ビームを助け出そうと決意する。

ラーマはスコットを説得し、
ビームをデリー郊外に連れ出し、マッリの目前で処刑することを認めさせ、
その途中で彼を逃がそうとする。

マッリの救出には成功したものの、
裏切りを見抜いたスコットに銃撃されたラーマは重傷を負い、
事情を知らないビームに殴られてしまう。
ビームはマッリを連れて逃走し、
ラーマは2人を逃がすためにイギリス兵の追跡を妨害する。

数か月後、ビームたちは警察の捜査網にかかり発見されそうになるが、
偶然居合わせたラーマの婚約者・シータの機転で難を逃れる。

彼女はラーマが反英闘争のために活動していたこと、
反逆罪で処刑されようとしていることを語る。

ラーマの本当の目的を知ったビームは自身の行動を恥じ、
彼の救出を決意する。

ビームはジェニーの協力を得てラーマが収監されたバラックを突き止め、
救出に成功して森の中に逃げ込む。
スコットに命じられたエドワードが特殊部隊を率いて追跡を始める。

ラーマは森の中にあった
ラーマ神の祠にあった長弓を手にしてビームと共に反撃し、
特殊部隊は全滅、エドワードも戦死する。

2人はそのまま総督府に向かい、
火をつけたバイクを武器庫に突入させて崩壊させ、
総督夫妻も死ぬ。

総督府の武器を持ち出してシータ、ジェニーと合流する2人。
「お礼に、君の願いを叶えさせて欲しい」と言うラーマに
「読み書きを教えて欲しい」と返答するビーム。

マッリは村に戻り母・ロキと再会、
ラーマは故郷の人々に武器を送り届けた。

(感想)

どうしても観たかったんだけど、
なかなかタイムテーブルと予定が合わず。
182分と長いし。
もう公開から半年経ってるし、配信まで待つか…と思ったんだけど、
やっと奇跡的にスパッと合ったので劇場で観られた!
公開から半年経っているとは思えない入りだった。

本年度アカデミー賞歌曲賞受賞。
受賞式でのパフォーマンスも良かったし、
キーラヴァーニのスピーチも素敵だった。
(カーペンターズの♪Top Of The Worldの替え歌)
日本でのインド映画最高ヒット作。

自分が今映画で見たかったものがすべて詰まっていた。
とにかくスッキリ良い気分になりたかったので、
ハッピーエンドでよかった。スコアも最高。

RRRは
Rise(蜂起)、Roar(咆哮)、Revolt(反乱)の頭文字を取っている。
実在の革命家であるラーマとビームがもし出会っていたら、という
コンセプトで作られた話。

Naatu Naatuのイメージは
そのシーンとエンディングだけ。
あとはシリアス。

暴力シーンが多いんだけど、
凄く痛そうに撮られているので
ああ、これはやってはいけないことなんだって
観ていて感じる。
殴打の怖さを思う。

こんなにはっきりとした悪役を観るのは久しぶり(笑)
思いやる必要のない勧善懲悪。
イギリス人大嫌いになりそうw
特に総督夫人の憎たらしさったらない。
演じてる女優が整形疑惑を囁かれてる
マドンナのような顔の腫れ方をしていた←どうも気になった。

結構泣いた。
ビームとマッリの再会シーン、
争うしかなくなるビームとラーマ、
ラーマの幼少時エピソード、
ラーマを助けるビーム、
ラーマとシータの再会シーン、
最後、マッリのお母さんが生きていてよかった、と思って泣いた。

182分間、全然退屈しなかった。見せ場の連続。
アクション凄い。映画館で観るべき迫力。
虎とも闘うし(笑)
「アルプスの少女ハイジ」の
「あなたとかセバスチャン」ネタも出て来るし←わかる?w

ラーム・チャランが凄くセクシー。
子供時代を演じた子も賢そうなかわいい子だった。
そもそもインド人って男女共に美形で賢そうな人が多い気がする。
近頃の躍進も納得。
インド=カレーくらいの知識しかなかった私だが、
国の歴史を知らねば。

観て良かった!!!
久々に欲しいと思ったパンフが売り切れで残念だった。
超★おすすめ。

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