アイリッシュマン | MusiCinemania by Uzo★mUzo

アイリッシュマン



原題:The Irishman

映画2019/11/15
パソコン2019/11/27

監督 マーティン・スコセッシ
脚本 スティーヴン・ザイリアン
原作 チャールズ・ブラント「I Heard You Paint Houses」
音楽 ロビー・ロバートソン

出演 ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、
ジョー・ペシ、アンナ・パキン、ボビー・カナヴェイル、
ハーヴェイ・カイテル、レイ・ロマーノ、ジェシー・プレモンス、
スティーヴン・グレアム、ジャック・ヒューストン、
ドメニク・ランバルドッツィ、ステファニー・カーツバ、
ジェレミー・ルーク、ジョゼフ・ルッソ、
キャスリン・ナルドゥッチ、J・C・マッケンジー、
クレイグ・ヴィンセント、ゲイリー・バサラバ、
ウェルカー・ホワイト、ジム・ノートン

(あらすじ)

アイルランド系アメリカ人で
全米トラック運転手組合「チームスターズ」と
マフィアに関わり、
「ジ・アイリッシュマン」と呼ばれた
フランク・シーラン(デ・ニーロ)。

現在は老人ホームで暮らすフランクが
その日々を回想する。

-1950年代のフィラデルフィア。
トラック運転手だったシーランは
イタリア系マフィアに商品を横流しして
窃盗で起訴される。
が、客の名前を吐かなかったシーラン。
組合の弁護士だった
ビル・ブファリーノ(ロマーノ)は彼を無罪に導き、
従兄でペンシルバニア州北東部のマフィアのボス・
ラッセル・ブファリーノ(ペシ)に紹介する。
シーランはラッセルから
殺人を含む仕事を引き受け始める。
ラッセルはシーランの娘・ペギーをかわいがるが、
彼女は彼が好きではない。

ラッセルはシーランを
全米トラック運転手組合長・
ジミー・ホッファ(パチーノ)に紹介する。

政府や、組合内のライバルである
トニー・プロ(グレアム)と対立する彼は
シーランをボディガードにして、
家族ぐるみの付き合いが始まる。
ホッファはペギーにも慕われた。

1960年、
ジョン・F・ケネディが大統領となった。
その弟のロバート・ケネディ(ヒューストン)は
司法長官となり、ホッファの追求を始める。

(感想)

ニューヨーク映画批評家協会賞・作品賞受賞。

今作は短期間の劇場公開→ネット配信で、
オスカーの候補にするために
こういうケースで発表される作品がこの頃増えた。
これもノミネートを狙っているのだと思う。

監督がスコセッシ、実在の人物の評伝、
主演にデ・ニーロ、共演にパチーノ、ペシ、
長尺、マフィアの世界…
これまでにも同じような作品があったなぁと思うんだけど、
やっぱり面白い。

ホッファとトニーのエピソードは
男ならではのバカバカしさに満ちていて
コントみたいだった。

観賞後は
プロが集結して作り上げた極上の映像作品を観た
満足感に充たされる。
長いには長いんだけど、
決して退屈させられない、練られた構成。
映像技術の駆使よりも雄弁なカットを
実力派の役者たちが生み出し、
見応えを作り出している。
特にパチーノとペシは
その存在感を改めて示した感じ。
受け身の芝居のデ・ニーロの表情も
素晴らしいけどね。

今作の登場人物たちは
暴力的な性格ではあるにせよ、
女性や子供に決して手をあげない。
これは時世→ノミネートを意識してのことかも。

3Dや4Dじゃなくても
映画館で観るべき作品はあるんだとわかる。

パソコンオフィシャル・サイト







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