ジョーカー | MusiCinemania by Uzo★mUzo

ジョーカー



原題:Joker

映画2019/10/04

監督・脚本 トッド・フィリップス
脚本 スコット・シルヴァー
音楽 ヒドゥル・グドナドッティル

出演 ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、
ザジー・ビーツ、フランセス・コンロイ、
ブレット・カレン、ビル・キャンプ、
シェー・ウィガム、グレン・フレシュラー、
リー・ギル、マーク・フロン、ダグラス・ホッジ、
ダンテ・ペレイラ=オルソン

(あらすじ)

1980年代、
財政難で荒んだゴッサムシティ。

アーサー(ホアキン)は大道芸人。
母・ペニー(フランセス)の介護をしながら、
自身も福祉センターでカウンセリングを受けている。
彼は発作的に笑い出すという病気を患っていた。

アーサーはコメディアンを目指していた。
憧れはマレー・フランクリン(デ・ニーロ)。

が、不良少年たちに暴行された上に
その責任を押し付けられたり、
同僚・ランドル(グレン)が護身用に貸してくれた銃を
病院での子供たち相手の営業中に落としてしまったりと
ツイていない。

その帰り、
アーサーは電車で女性に絡んでいた
ウェイン産業の証券マンたちに暴行され、
彼らを拳銃で射殺して逃走する。
生きる意味がわからなかった彼だが、
言い知れぬ高揚感を覚える。

この事件は貧困層から富裕層への復讐として認知され、
犯行時のアーサーの
ピエロメイクでのデモ活動が活発化していく。

彼は銃の件で解雇され、
更に、財政難から社会福祉プログラムが削減され、
カウンセリングが受けられなくなる。

アーサーは
隣室のシングルマザー・ソフィー(ザジー)と
仲良くなり、
初めて自分がコメディアンとして出演する
バーのショーへ招待する。
発作に襲われながらもショーをやり遂げた。

その晩、アーサーは、
母がかつて家政婦をしていた
ウェイン産業の社長でもあり、
プログラムを削除した市議会議員でもある
ゴッサムの名士・トーマス・ウェイン(ブレット)へ宛てた手紙を読み、
自分がトーマスの隠し子であることを知る。

(感想)

現代版の 映画タクシー・ドライバー(1976年)。
タッチも似ている。
デ・ニーロも出ているし、意識しているのだろう。

40年以上経って、
こんな話がよりリアルなものになっている感があり、
世の中どうなっているんだろう?と。
今の日本でも有り得るような設定になってしまった。
経済状況や格差社会化も似ている。

狂人を演じるのと
凡人を演じるのとどっちが難しいだろう?と
意地悪な目線を持ちつつも、
この作品はホアキンのひとり舞台で、
彼の演技は嫌悪感を感じるほど突出していた。

ジョーカーには多少情状酌量の余地があり、
バットマンへとつながる筋書きも納得のいくもので、
観て気分が晴れるわけではないが、
人間の運・悲運、
脆さ、酷さ、勝手さを考える上では一見の価値はある。

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