『やすらぎの刻〜道 第29週』

2019/04/08-

脚本　倉本聰
演出　藤田明二
音楽　島健
主題歌　慕情/中島みゆき
進化樹
離郷の歌

出演
菊村栄/石坂浩二

白川冴子（お嬢）/浅丘ルリ子
水谷マヤ/加賀まりこ
水沼六郎（ロク）/橋爪功
真野六郎（マロ）/ミッキー・カーチス
高井秀次/藤竜也
九重めぐみ/松原智恵子
桂木怜子/大空眞弓
中川玉子/いしだあゆみ
蒟蒻亭乙葉/笹野高史
岸井さとみ/水野久美
白鳥洋介/上條恒彦
香川さくら/丘みつ子
辛坊修/ジェリー藤尾

名倉修平/名高達男
名倉みどり/草刈民代
有坂エリ/板谷由夏

ホッピー/草刈麻有
宮下一馬/平野勇樹
中里正/加藤久雅
橋本忠吉/納谷真大
野村伊三郎/芳野史明
進藤秀夫/山下澄人
風間ぬい子/広山詞葉
三枝奈々/東松史子
冲正之/熊澤洋幸
千倉和夫/森谷勇太
菅野平助/西岡ゆん
村松豊/福崎峻介
荒木実/関健介
正岡治/池田絢亮
田辺三郎/湯川尚樹

竹芝柳介/関口まなと
広川しのぶ/黒川智花

署長/布施博
鶴田忍
山谷初男

（あらすじ）

お嬢は名倉夫妻にニセ札のことを聞くが、
誰に借りたものかどうしても思い出せない。
思わず「ボケ菌」のことを訊いてしまい、
修平に怒鳴られて泣いてしまう。

マロはさらにニセ札を作らせ、
賭場は繁盛する。

警察が郷を訪ねて来る。
近所の店で
修平印のニセ札が発見されたと言うのだ。

名倉夫妻に問い詰められて、
栄はマロが出どころであることを話してしまう。

呼び出されたマロは
ニセ札だけでなく、
賭場は犯罪だと言われるも、
カジノ法を持ち出して修平を論破してしまった。

通称「名倉紙幣」は、
誓約書を書かされた上で
郷内での使用は黙認されるようになった。

秀次が栄を訪ねて来た。
賭場がめぐみの認知症の治療になっていると
言われていたが、
名倉紙幣を表で使ったのは
本物と偽物の区別が付かなくなった
彼女であることがわかった。
秀次もお手上げの状態。

名倉は警察署長に
ニセ札と賭場について相談する。
そして、お灸を据えるため、
ガサ入れの芝居をすることになる。
既に名倉紙幣は
10億円分が刷られているらしい。

事前に名倉夫妻から聞かされた栄は
認知症へのショックを考えて
秀次とめぐみにはそのことを伝える。

柳介も噂を聞き、
ホッピーに頼んで
冴子に伝言する。

そして彼ら以外が賭場でガサ入れに遭う。

取り調べを受け、
ニセ札は焼却され、賭場ごっこは終わった。

スタッフに預けられている柳介の携帯に
共に逮捕された女優・広中しのぶからメールが届いた。
帰省するので
最後にお別れがしたいということだった。

中里から相談された栄は
自分が会いに行くことにした。

彼女は長崎の実家に帰り、
祖母の面倒を見るために
介護の学校に行くことにしたらしい。

栄は柳介の現状を話した。

彼女は
「彼の30歳の誕生日の朝8時、
山王神社のクスノキの下で会う」という
2人の約束を信じていくと涙ながらに語るのだった。

（感想）

今週は即位正殿の儀があったので1回休み。

老人たちのニセ札・鉄火場騒動がメインで、
カジノ法案について
はっきり反対姿勢を取るのかと思ったが、
危うさを描きながらも、
人の性として賭け事は止められない、というところに落ち着き…
まぁ、でも、そんなところなのかも知れないと思った。
一体どうなるのか、カジノは。

柳介としのぶの約束、
自分も２０歳の時に
当時の彼女と別れた時に
そんな約束をしたっけ、と思い出した。
すっかり忘れていた。
現実はそんなものだと思います(笑)

やすらぎの郷

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