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バード・ボックス



原題:Bird Box

パソコン2018/12/21 NETFLIX

監督 スサンネ・ビア
脚本 エリック・ハイセラー
原作 ジョシュ・マラーマン
音楽 トレント・レズナー、アッティカス・ロス

出演 サンドラ・ブロック、トレヴァンテ・ローズ、
ジョン・マルコヴィッチ、ダニエル・マクドナルド、
ジャッキー・ウィーヴァー、サラ・ポールソン、
ローサ・サラザール、リル・レル・ハウリー、
トム・ホランダー、コルソン・ベイカー(マシン・ガン・ケリー)、
プルイット・テイラー・ヴィンス、B・D・ウォン、
パーミンダ・ナーグラ、ジュリアン・エドワーズ、 
ヴィヴィアン・ライラ・ブレイア、エイミー・ガメニック、
テイラー・ハンドレイ、デヴィッド・ダストマルチャン、
ハッピー・アンダーソン

(あらすじ)

マロリー(サンドラ)が
ボーイ(ジュリアン)とガール(ヴィヴィアン)に告げる。
これから目隠しをしたまま、
小舟で川を下る長い旅に出ること。
決して目隠しを取ってはいけない。
ガールの手には
キティのキーホルダーが。

-5年前、
謎の自殺が相次いでいた。

期せずして妊娠した画家のマロリーは、
妹・ジェシカ(サラ)に付き添われて
産婦人科医のラッファム(バーミンダ)のもとへ
定期健診に行く。
人付き合いが嫌いなマロリーは
出産にためらいがあった。

診察後、
患者らしき女が
窓に頭を打ち付けているのを見たマロリー。
その帰り、通りには
叫び声を上げて何かから逃げまとう人々。
何かを見た人が自らの命を絶っていく。 

自殺現象がここにも来た-
マロリーはそう直感した。

車を運転していたジェシカが何かを見た。
正気を失って車は横転、
彼女は自ら車に撥ねられて死んだ。

唖然とするマロリーに
女が家に入るように促すが、
その間に女は何かを見て
焼身自殺してしまった。

その後、通りかかったトム(トレヴァンテ)と共に
グレッグ(ウォン)宅に避難するマロリー。

そこには女の夫で偏屈なダグラス(ジョン)や、
警察学校生のルーシー(ローサ)、
刺青だらけのフェリックス(コルソン)、
スーパーの清掃員・チャーリー(リル)、
老女のシェリル(ジャッキー)などもいた。

窓に幕をし、何かを見ないようにする一同。
放送は途切れ、通信もなく、
人々の姿も消えていき、
食糧の在庫も心配になって来た。

その中、妊婦のオリンピア(ダニエル)も
逃げ込んで来た。

防犯カメラ越しだったら
影響はないのでは?とグレッグは試したが、
自殺することになってしまった。

チャーリーが
勤務するスーパーの鍵を持っていることを告白、
トムの提案で、
目隠しをしたまま
カーナビを頼りに車を運転し、
物資を調達することになった。
マロリー、ダグラス、ルーシーも出向く。

マロリーはそこで鳥かごに入った鳥を見つけて
持って出ることにした。
彼女とトムは打ち解けていく。

スーパーは快適で、
ダグラスは戻らずにここにいようと言い出す。

そこへチャーリーの同僚の声が。
彼は異様な状態になっており、
チャーリーが自身を犠牲にして皆を守った。
目を開けていても
自殺せずに
発狂する人間がいることがわかった。

ダグラスの言動に腹が立つマロリー。
彼は大嫌いな父に似ていた。

夜半、ルーシーとフェリックスが
車に乗って逃げてしまった。

オリンピアが
逃げ込んで来たゲイリー(トム)に同情して
迎え入れてしまった。
反対してわめき散らすダグラスをシェリルが殴り、
彼は隔離された。

マロリーはスーパーから持って来た
キティのキーホルダーを
落ち込むオリンピアにあげた。

やがてオリンピアが産気づき、
同じくしてマロリーも産気づいた。
シェリルの立ち合いで
マロリーが男の子、オリンピアが女の子を出産。

その中、ダグラスの様子がおかしくなっていき…

(感想)

最近のネットフリックスは凄いな、と
思わせるオリジナル作品が
またアップされた。

監督は
映画未来を生きる君たちへ
監督作「ある愛の風景」のリメイク
映画マイ・ブラザー のオリジナル脚本 の
スサンネ・ビア。
反戦映画が目立った彼女のSFホラー作品。

音楽は数々の作品でおなじみの
トレント・レズナー、アッティカス・ロス。

主演はスター・サンドラ。54歳。
5歳の子供のお母さんには無理がある、
サンドラおばあちゃんと言いたくなるような
皺くちゃなショットも目立って、
映像技術の進歩と残酷さを感じたが、
疲労感を出したのだろう、と解釈しよう。

彼女とマルコヴィッチが演じたことで
作品と役柄に重みが出たのは確か。
2人の語らいのシーンは
各々のキャラ造形を深くして効果的だった。

オリンピアの
「女の子が生まれたら、
名前はアリエルかジャスミン」っていう台詞は、
それだけで彼女の半生がわかる
秀逸なものだった(笑)

トレヴァンテ、ジャッキー、トムなど
他のキャストも充実。
フェリックスは
マシン・ガン・ケリー?と思ったらそうだった。
エミネムに喧嘩を売ったラッパー。

ツッコミが極力入れられないような
細かな工夫もされており。
少しずつ謎が解けていく構成も上手くて
画面から目が離せなかった。
急流の箇所は
岩場を歩けばいいじゃん、と思ったが。

何か=その人が焦がれている死人、のよう。
それらが死に誘う。
自殺型と発狂型の違いは
自殺する勇気がないとか、
そういう人がいない、なのかな。

オチもああ、なるほど、と。
タイトルの意味もわかる。

真意を考えるようなことをしなくても、
娯楽作品として面白かった。

侮れないな、ネットフリックス。

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