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リグレッション



原題:Regression

映画2018/09/15

監督・脚本 アレハンドロ・アメナーバル
音楽 ロケ・バニョス

出演 イーサン・ホーク、エマ・ワトソン、
デヴィッド・シューリス、ロテール・ブリュトー、
デイル・ディッキー、デヴィッド・デンシック、
ピーター・マクニール、デヴォン・ボスティック、
アーロン・アシュモア、アダム・ブッチャー、
クリスチャン・ブルーン、アーロン・エイブラムス、
ジュリアン・リッチングス

(あらすじ)

17歳のアンジェラ(エマ)が
父・ジョン(デンシック)に性的虐待をされたと警察に訴えた。
捜査を始める刑事・ブルース(イーサン)。

ジョンは罪を認めたが、記憶にないと言う。
彼は元アル中だった。

捜査チームはレインズ教授(シューリス)の協力の下、
回復記憶療法で彼の記憶を呼び起こすが、
その中にネスビット刑事(アーロン)が登場、
彼の関与が疑われる。

更にアンジェラの証言から
悪魔崇拝カルトの関与が疑われるようになった。

家を出ている彼女の兄・ロイ(デヴォン)の記憶も曖昧で、
レインズは退行療法を行うが、
そこで祖母・ローズ(デイル)の
儀式への関与が考えられるようになる。

だがいずれの証拠も発見出来ない。

ブルースは
悪魔崇拝カルトの儀式の悪夢にうなされるようになって行く。

(感想)

実話をもとにした作品。

中盤まではなかなかおぞましく、
クライマックスには
そのおぞましさが
ピークに達するんだろうな、と思って観ていたが…

オチは
実は家族・田舎暮らし・不倫など
自分を取り巻く状況にウンザリしていた
アンジェラの狂言だった
、というもので、
その後回復記憶療法による捜査は廃止され、
「実際にこのようなケースで
悪魔崇拝カルトが摘発されたことはほとんどない」
という
クレジットが出る。

リアリティのある結末が
娯楽映画に向いているとは限らないという例かな、と。
こういう結末ながら、
事実を見せる作品を作ることも意味はあるとは思うけど、
ガッカリはする。

人間の思い込みっていうのは恐ろしいということは
よくわかった。

エマ・ワトソンにはすっかり騙された。
騙されたということは
彼女がいい仕事をしていたということなのだが、
彼女の出演作品選びの基準が良くわからない(笑)

イーサンの熱演も光っていたが、
この作品では評価されないだろうな。

映画リトル・ランナー(2004年)で
主人公を演じていた
アダム・ブッチャーが刑事のひとりで出演。
クレジットを見ないと気づかないくらいの成長(変化)に
時の流れを感じた。

エマのファンはどうぞ。

映画オフィシャル・サイト



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