不能犯 | MusiCinemania by Uzo★mUzo

不能犯



映画2018/02/01
CD2018/07/13

監督・脚本 白石晃士
原作 宮月新、神崎裕也
脚本 山岡潤平
音楽 富貴晴美
主題歌 愚か者たち/GLIM SPANKY

出演 松坂桃李、沢尻エリカ、新田真剣佑、
間宮祥太朗、安田顕、矢田亜希子、芦名星、真野恵里菜、
忍成修吾、水上京香、小林稔侍、テット・ワダ、菅谷哲也、
岡崎紗絵、水上剣星、今野浩喜、堀田茜

(あらすじ)

ある電話ボックスに殺人依頼のメッセージを残すと
それを叶えてくれる者がいると言う。
だが、依頼人の殺意が純粋でないと
恐ろしい事態になってしまう…

その男・宇相吹正(松坂)の手口は
見つめるだけで相手を死に追いやるため、
罪には問えない「不能犯」だった。

金融会社社長・木島(剣星)が殺され、
捜査に乗り出した多田(沢尻)と百々瀬(新田)刑事。
宇相吹の関与は明白ながら、
不能犯の犯行では逮捕出来ないと
先輩の赤井(テット)や夜目(矢田)、
鑑識の河津村(安田)など署内は諦めムード。

そんな中、多田が更生させて
料理店で働いているタケル(間宮)が
彼女に夜食を持って来る。

その後、宇相吹には
妻・桃香(京香)が隣人の鳥森(小林)に
犯された羽根田(忍成)、
生き別れたジュエリーデザイナーの姉・理沙(芦名)を恨む
売春婦の妹・優(真野)などから
殺人依頼のメッセージが来る。
警察署内にも彼にメッセージを出した人間がおり、
更に意外な人物が木島の殺人を依頼していた…

(感想)

今年は特にその充実した仕事ぶりが目立つ桃李、
今作では危険でセクシー、
浮世離れしながらどこか人間くささもある
宇相吹正を作り出している。
新作が楽しみな俳優。

今が旬の新田と間宮が閃きを見せ、
先日サッカー選手・柴崎岳との結婚がニュースになった真野や、
わろてんか」にも登場した京香、
「テラスハウス」の菅谷や
誰なんだ?のテット(笑)、
これからは個性派俳優としての活躍が期待される今野などのキャストの中で、
エリカ様だけが古臭い。もはや過去の人臭が凄い。
演技も20代から進化しておらず、
とてもデキる先輩刑事に見えない。
そもそもそれほど美人じゃないし、
実力派でもないし、
何でそんなにおだてるんだろう?
彼女なんて使わず、
活きのいい男優を使ったほうが
この作品のクオリティが上がった気がする。
矢田亜希子も過去のスターだけど、
彼女はこの役に同化していた。

稔侍が「きっとなにかあるんだろう」と思わせて
やっぱり裏がある役を演じていて
ベテランの力量を感じさせる。
鳥森だけでスピンオフ作品を作れそうな作り込まれたキャラで、
やっぱり若い人にはここまでは出来ないだろう、と思った。

内容的にはとてもおもしろい。
「笑うセールスマン」チック。
人を呪わば穴二つ、ってこと。
106分という長さも妥当。

映画オフィシャル・サイト













サントラ





主題歌

愚か者たち愚か者たち
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