ナミヤ雑貨店の奇蹟 | MusiCinemania by Uzo★mUzo

ナミヤ雑貨店の奇蹟



英題:The Miracles of the Namiya General Store

映画2017/09/23
CD2018/03/23

監督 廣木隆一
原作 東野圭吾
脚本 斉藤ひろし
音楽 Rayons
主題歌 REBORN/山下達郎

出演 山田涼介、西田敏行、村上虹郎、寛一郎、
尾野真千子、林遣都、萩原聖人、門脇麦、
成海璃子、鈴木梨央、山下リオ、小林薫、根岸季衣、
手塚とおる、吉行和子、PANTA

(あらすじ)

2012年。
敦也(山田)、翔太(村上)、幸平(寛一郎)は
強盗をして逃亡中に
廃屋になっている「ナミヤ雑貨店」に逃げ込んだ。

そこへ
1980年の手紙がシャッターの郵便口から入って来た。

かつて店主・浪矢雄治(西田)が
店に届いた悩みの手紙に
返事を出していたことを知った3人は、
戸惑いながら
ミュージシャンを目指す道を進むべきか、
家業を継ぐべきか悩む
その手紙の主に返事を出してみる。
返信は外にある牛乳箱に入れることになっていた。

ジョン・レノンが亡くなった当時、
その手紙を出して来たのは
彼のファンであり、
祖母の葬儀のために帰って来た松岡(林)。
彼は大学を中退して
ミュージシャンを目指していたがうまくいかず、
魚屋を営む父・健夫(小林)も
先日倒れたばかりだった。

(感想)

廣木監督には期待だけど、
松竹+原作が東野ってことで
観る前から内容がわかるような映画だなぁって思ったけど、
そのとおりだった。
山下達郎の主題歌も既定路線。
酷く退屈な曲だ。

自分的にはもう慣れちゃった路線なんだけど、
一般的なジジイやババア、
それほど映画を観ない人なら
きっと感動するんだろう。

1980年代の街並みに郷愁を覚える世代。
特に映画館。
-そんなことを感じさせるような設定にも
売り線狙いのビジネス臭がするが。

ぴったりハマりすぎるパズルが組み立てられていくわけだが、
うそっぽくならない演出を施しているのは
廣瀬監督のセンス。

寛一郎は佐藤浩市の息子で、
遠目には色気があるのだが、
アップになると…
でもお父さんも若い頃は
ゴリラみたいだったからね。
きっと大器晩成だと思う。

村上は声の魅力が増幅。
彼には期待している。

面白味がないのが
主役でジャニーズの山田なんだけど、
チンピラ役はピッタリ。
頭が良い設定らしいけど、
それを感じさせる箇所は皆無だった。
彼は本当に人気があるのだろうか?

十八番な役柄の西田、
昭和の父親を体現している小林、
すっかりバイプレイヤーの味が出た萩原が
ベテランの存在感を見せるが、
成海には女優としての存在価値が下降していることを感じ、
尾野はどんどんつまらない女優になっているなぁと思い、
林と門脇(麦のライブシーンのアップはキツい)も
新しい面を見せているわけでないし、
鈴木の泣くシーンはくどくて長い。

だけど予想した分には
ちゃんと応えてくれる作品ではある。

はい、感動をありがとう(シラーッ)

映画オフィシャル・サイト



















サントラ





主題歌

REBORNREBORN
944円
Amazon



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