『プラネタリウム』

原題：Planetarium

2017/09/23

監督・脚本　レベッカ・ズロトヴスキ
脚本　ロバン・カンピヨ
音楽　ロブ

出演　ナタリー・ポートマン、リリー＝ローズ・デップ、
エマニュエル・サランジェ、ルイ・ガレル、
アミラ・カサール、ピエール・サルヴァドーリ、
ダーヴィット・ベネント、ダミアン・シャペル

（あらすじ）

1930年代のパリ。

スピリチュアリストの姉妹・
ローラ（ナタリー）とケイト（デップ）が、
アメリカからやって来る。

彼らが披露するのは、ローラがショーを仕切り、
ケイトが死者と交信する降霊術のパフォーマンス。

姉妹は評判となり、
フランス人映画プロデューサー・コルベン（エマニュエル）の
目にとまる。

新しい映画を探求していたコルベンは、
姉妹に降霊術を映画にしたいと持ちかける。

こうして姉妹は映画撮影に臨むが…

（感想）

リリー＝ローズ・デップは
ジョニー・デップと
ヴァネッサ・パラディの娘。
お母さんそっくり。
♪BE MY BABY っていう曲が好きだった。
すきっ歯は似なくて良かったね。

完全に女性向けの映画。

霊媒師という設定、「女優」であること、
姉妹でひとりの男を奪い合う、
若いイケメンの全裸、
「運命」に翻弄される…
ナタリーは翻弄されるのが似合う(笑)

女性が好きな
そんな下世話なキーワードがいっぱい。

レベッカ・ズロトヴスキはそこを心得ていて、
ヨーロピアン・テイストで芸術作品風に
そんな世界観を堪能出来る作品に仕上げている。
日本やハリウッドでは出せない空気感がある。
若い男よりおじさんのほうが
魅力的に描かれているのも
近頃の日本映画では決して見られない傾向。

そういうのが好きな人はどうぞ。