『君の名は。』

2016/08/26

監督・原作・脚本　新海誠
音楽 RADWIMPS

声の出演
神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子、
成田凌、悠木碧、島﨑信長、石川界人、谷花音、
てらそままさき、大原さやか、花澤香菜

（感想）

やっと観たぞ、と(笑)

もはや「君の名は＝真知子巻き」の時代は終わったな、と。
。はついているけど。

世界にこれほどたくさんの人がいる中で、
愛する人とめぐり会えた奇跡を感じる瞬間を
ＳＦと日本の神秘的な要素を絡めて描いた作品、だと思う。

恋慕の高揚を知っている人なら
－大体の人が知ってるだろうけど－
そんなに嫌いにはならないはず。

だからこんなにヒットしているのだろうし、
「日本の神秘的な要素」が海外でも受ける要因だと思った。

RADWIMPSの楽曲が映画を盛り上げ、
このノリが若者にアピールし、
若者じゃない人を若者な気持ちに変える(笑)

舞台を巡礼したくなる気持ちもわかる。

最後まで三葉の声は広瀬すずだと思っていた(笑)
舞妓ちゃんだったのか。

別段文句もないんだけど、
自分にはなんだかどっぷりノリきれない違和感もあって、
なんだろう？と思って考えたんだけど、
それはおそらく、
新海監督が中央大学の出身だからなのかも、と。
個人的に、常日頃周囲の中央大学出身者たちに感じている、
強硬な閉塞感と埃臭さと泥っぽさを根底に感じたからなのかな、って(笑)