私の男 | MusiCinemania by Uzo★mUzo

私の男



カチンコ2014/06/14
CD2015/02/03

監督 熊切和嘉
原作 桜庭一樹
脚本 宇治田隆史
音楽 ジム・オルーク

出演 浅野忠信、二階堂ふみ、藤竜也、山田望叶、
河井青葉、高良健吾、モロ師岡、三浦誠己、三浦貴大、
太賀、竹原ピストル、広岡由里子、安藤玉恵、吉村実子、
相楽樹、康すおん、吉本菜穂子、松山愛里

(あらすじ)

北海道・奥尻島の大地震で家族を失った10歳の花(山田)は
遠縁の淳悟(浅野)に引き取られた。
大塩老人(藤)は花の状況に同情したものの、
淳悟の行動には否定的だった。

地震を思い出して涙する花に淳悟は言う。
「今日から俺はお前のものだ」

-高校生になった花(二階堂)。
淳悟は大塩の娘で銀行員の小町(河合)と交際している。
小町は結婚に踏み切らない淳悟にもどかしさを感じ、
花には挑発的な態度を感じていた。
2人にただならぬものを感じた小町は淳悟から去った。

淳悟は仕事で留守がちになるのだが、大塩は何かと気にかけていた。
彼は淳悟と花のセックスを目撃し、2人を裂こうとする。
実は淳悟と花は実の父娘だったのである。


花は激高して大塩を殺す。その際メガネを無くしてしまう。

淳悟と花は上京するが
そこへ北海道から田岡(モロ)が訪ねて来る。
花のメガネを手にして横柄な態度を取る彼を淳悟は殺す。


-時が経ち、派遣社員として受付嬢をしている花は
御曹司の尾崎(高良)と知り合う。
泥酔した花を送り届けた尾崎は、
淳悟の異様な振る舞いに言葉を失う。
そんな尾崎に淳悟は「お前じゃ駄目だ」と言うのだった。


-花が婚約者の大輔(三浦)と共に淳悟と会食する。
明日は結婚式だった。
久々の再会だったが、淳悟はここでも「お前じゃ駄目だ」と呟く。
テーブルの下で淳悟の脚に自分の脚を絡める花だった。


(感想)

オープニング、
海から出て来た二階堂ふみは
若い頃の樹木希林にそっくり
だった。

最近の日本の女優を見て思う。
「今はきれいな人が美人になるのではない。
なれると信じている図太い人がヒロインになるのだ」と。
ふみはそのその代表格。
いい時代に生まれたね(爆)

ラストシーンのアップは
嫌悪感を催すほどの妖気に満ちていて良かった。

対する浅野も「父であり、男」という
もう絶対他人は立ち入れない雰囲気を醸し出していて絶妙だった。

誰が観ても悪趣味な話を
適度な嫌悪感程度で見せる事が出来たのは、
ギリギリ許容されるレベルの変人性を感じさせる
浅野×二階堂の組み合わせ+
熊切監督の演出力+北海道という場所。
藤と河合の好演も光った。

が、あのノリでふみが乳首見せないのは不自然。
なくても良かったと思うな、セックスシーンは。
なくてもそれを感じさせる演出に出来たはず。

でも面白かった。

映画オフィシャル・サイト



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