2019 4/11 12:00~17:30
大牟田 三池港
「風速4m」
その文字を表しているものは天気予報のページを開いたスマホ。
毎日なんのために仕事を頑張ってる?
生活費を稼ぐためってのは大前提で、休みを充実させたいから頑張ってる。
私の休日を充実させてくれるのは趣味の釣りなのは言うまでもない。
そうなると、充実度を左右するのは天気である。先に書いた「風速4m」とは実に悩ましい数字だ。むしろ風速7mとか8mとか暴風の吹き荒れる状態だと諦めがつくってもんだ。
悩みながらも車を走らせ向かったのは釣具屋。
気づけば、餌の青虫や、ブラクリ、メバリング用にジグヘッド、ワームとため購入
結局、根魚釣りを存分に楽しむ気満々な私だった。
三池港穴釣り恒例の灯台までの長い1本道
数をこなせば苦も減る。いや、さらには道中を楽しむことさえ覚えた。
車から降りてまず準備するのは
クーラーボックスでも釣具でもない。
自身の体にイヤホンの装着だ。
好きな音楽を聞きながら歩けば、長い道もただのお散歩コースだ。
天気も良ければ尚、気分もよかろう。
一番気にしていたのは風向きである。
堤防挟んで左側がいつものポイントだが、この日は右から左へ真横に風が吹いていた。
釣りには影響はなさそうだ。
灯台までの道は高さがある。ちょうど良い風避けになって穏やかな状態。
到着時は満潮を過ぎたばかり
潮が引くまではメバリングといこう。
普段メバリングやらないやつがデイメバリングなんてハードル高すぎやしないか?と思うところだが、幸い、他に釣り人がいない。
おもいっきり下手に投げても恥をかくことがない。こりゃ練習にはもってこいではないか?と思った。しかも丁度追い風でなんの苦労もなくピューっとワームが飛んで行く。
下手なりにやっていると、
コツ、コツコツコツコツ!とアタリ
タケノコメバルだ。
かなり小さいからリリースではあるが、大変嬉しい1匹である。
メバリングで釣れたのはこの1匹のみ。やはり、腕が悪いのは圧倒的経験値不足による。そして、センスも多少あるだろう。
潮が引いたことを言い訳に穴釣りに変更
穴釣りに変えてからがすごかった。
穴に入れれば釣れる、釣れる
サイズこそリリースものばかりだが、
こんなにムラソイが潜んでいるとは!
今度はタケノコメバル!22センチ。
今日はなんて良い日なのだろう。手に残る強い魚の引きの振動。バラさないようにと思う緊張感。
胸がドキドキだ。
その感動を今日はなんども味わった。
充実した休みになったかどうかは明白である。