前回,私の関西から東京へ引越し先に知った人がいなく,
フランス語学校・探しは,友達を作ることも大きな目的だった,との話に,
反響がありました.
(特に女性たちからですが,
男性の皆さんにこそ!気づいて頂きたい 大きな要素です)
その事について,もう少し・・・
フランスの至るところで,学校で! 当然のように,
「Chie !どう思う?
「 Chie の気持ちが知りたいの!」
この世に生まれて,親に付けてもらったファーストネームで,
呼ばれる度,(そうだ,わたしChieだったんだ!
〇〇の奥さん! でもなく〇〇さんでもなく,って
私個人の気持ちが知りたいんだ! どうなんだ?と問われているような気がした
ジャン・コクトー作 エッフェル塔の横顔
間も無く,時差を超えてオリンピック・パラリンピックの開催です.
まい日,まい日,繰り返される,「あなたはどう思うか?」
最初こそ,驚きの新鮮だったが,
とっても心地よく,自分というものを初めて意識した.
見知らぬ土地で,迷って,自分で考え,自分で行動する.
専業主婦の Chieは,一人の人間だった,って事に初めて気が付いて行ったのです
古い昭和の両親の考えのもとに育ち,何の迷いも持たず,にやってきた私でした.
日本で長年,人は何と思うだろう?
自分はこう思う,より,人の目を気にすることがフツーだった.
むしろ,人の目を気に掛けることを両親に評価される💦
それが!
朝から寝る時まで,フランス方式が流れる中,私は無意識の中に変わっていったと思われます.
「わたしは,こう思う! これが言いたい事です」と.
とにかく忙しくて,気づいてなかったんです.
今,あの意識改革から時間が経ち,
日本で「世間の同調圧力」にアッチ行ったりコッチ行ったり揺れてる私ですが,
あの時の私が,顔を出してきます.
「おかしいよ!自分の気持ちは? 自分はどう思ってるの?」
外国ゆえの習慣の違いから,厳しいことも多々,ありました.
でも,あの経験が,本来の自分を知ったから,今の私でいられる様に思うのです.
揺れることも,あります.
私一人の体験から気付いたことです.
もし・・モヤモヤされておられたり,
もし・・言葉にならぬものを感じておられる方がおられたら,
小さな参考になれば,と厚かましいのですが 願っています.
皆さんに! 1000回の愛を
(そのままの訳・1000回のキス )
夏休みに,熱中症・竜巻・ゲリラ豪雨などの危険アナウンスが流れ,自宅で過ごす小さな子供たち.
切ない気持ちですが,たくましく育って欲しいと願っています.
どうぞ,良い一日を!