フランスが気づかせてくれたもの | あの時のフランス,そして今のわたし

あの時のフランス,そして今のわたし

50歳手前,偶然,私の生活にフランス語が! 
3日間の「ホームステイ・2週間の語学学校」から始まり,地方での短期留学・そして「本格長期留学」までの体験記!  
チャレンジ!問題!  泣いたり,笑ったり!
そして今の私も!   どうぞよろしくお願いします♡

 

前回,私の関西から東京へ引越し先に知った人がいなく,

 

フランス語学校・探しは,友達を作ることも大きな目的だった,との話に,

反響がありました.

 

(特に女性たちからですが,

男性の皆さんにこそ!気づいて頂きたい 大きな要素です

 

 

その事について,もう少し・・・

 

フランスの至るところで,学校で! 当然のように,

 

「Chie !どう思う?

 

「 Chie の気持ちが知りたいの!」

 

この世に生まれて,親に付けてもらったファーストネームで,

 

呼ばれる度,(そうだ,わたしChieだったんだ!

 

〇〇の奥さん! でもなく〇〇さんでもなく,って

 

私個人の気持ちが知りたいんだ! どうなんだ?と問われているような気がした

 

ジャン・コクトー作   エッフェル塔の横顔

間も無く,時差を超えてオリンピック・パラリンピックの開催です.

 

 

 

 

まい日,まい日,繰り返される,「あなたはどう思うか?」

 

最初こそ,驚きの新鮮だったが,

とっても心地よく,自分というものを初めて意識した.

 

見知らぬ土地で,迷って,自分で考え,自分で行動する.

 

専業主婦の Chieは,一人の人間だった,って事に初めて気が付いて行ったのです

 

古い昭和の両親の考えのもとに育ち,何の迷いも持たず,にやってきた私でした.

 

日本で長年,人は何と思うだろう? 

 

自分はこう思う,より,人の目を気にすることがフツーだった.

 

むしろ,人の目を気に掛けることを両親に評価される💦

 

それが!

朝から寝る時まで,フランス方式が流れる中,私は無意識の中に変わっていったと思われます.

 

「わたしは,こう思う! これが言いたい事です」と.

 

とにかく忙しくて,気づいてなかったんです.

 

 

 

今,あの意識改革から時間が経ち,

日本で「世間の同調圧力」にアッチ行ったりコッチ行ったり揺れてる私ですが,

 

あの時の私が,顔を出してきます.

 

「おかしいよ!自分の気持ちは? 自分はどう思ってるの?」

 

外国ゆえの習慣の違いから,厳しいことも多々,ありました.

 

でも,あの経験が,本来の自分を知ったから,今の私でいられる様に思うのです.

揺れることも,あります.

 

私一人の体験から気付いたことです.

 

 

もし・・モヤモヤされておられたり,

もし・・言葉にならぬものを感じておられる方がおられたら,

 

小さな参考になれば,と厚かましいのですが 願っています.

 

皆さんに! 1000回の愛を ラブラブ

(そのままの訳・1000回のキス ラブラブ )

 

 

 

夏休みに,熱中症・竜巻・ゲリラ豪雨などの危険アナウンスが流れ,自宅で過ごす小さな子供たち.

切ない気持ちですが,たくましく育って欲しいと願っています.

 

どうぞ,良い一日を!スター