先月、島倉千代子さんのビデオ上映会に参加する為、大阪まで行きました🚄

ビデオ上映会は8時間に亘り行われましたが、島倉さんがゲスト出演した時代劇や、ディズニーランドの映像、コンサートの模様など、50名程集まったファンの方々と満喫。大スクリーンに綺麗に映し出される島倉さんの姿に感慨も一入でしたおねがい



そこで、今回はアナログ音声・映像のデジタル化についてお話しします。


大阪の上映会では、元はビデオテープの映像にもかかわらず鮮明な映像だったので大変見やすかったのですが、映像をよく見るとTSファイルという高画質の映像ファイルでした。

ビデオテープなのに高画質のTSファイル形式でデジタル化できているとはどういうことなのかと不思議に思いました。


上映会終了後、ビデオを編集された方とお話しする機会があり、丁度デジタル化の話題をされたので、その方法を伺うことができました。


私もなるべく高画質でデジタル化したいので、SVHS対応デッキを購入しダビングしていましたが、

S端子のアナログ出力なのでどうしても映像は劣化してしまっていました。


教えて戴いた高画質でビデオテープをデジタル化する方法は、D-VHSデッキを利用しi.LINK経由でブルーレイレコーダーに録画するというものでした。

パナソニックのDHE20というD-VHSデッキではノーマルVHSテープでもi.LINK経由でTS録画できるとの事で、デジタル出力した映像をそのままブルーレイレコーダーに保存でき、それによりTS録画ができるとの事でした。


早速教えて戴いたビデオデッキを購入しダビングしてみました。

従来自分が使っていたS端子の映像と比較すると映像が明瞭で鮮明なのが判ると思います。大きいサイズのテレビだとより明確に判別できると思います。

i.LINKを利用したダビング方法というのは盲点で全く知らなかった情報なので、大変勉強になりましたおねがい


下段NV-DHE20(パナソニック)で再生しi.LINKで上段ブルーレイレコーダー(DMR-BW800)に接続しHDMIでテレビに映し出す。


上段NV-SV1(パナソニック)で再生しS端子で下段ブルーレイレコーダーに接続しHDMIでテレビに映し出す。


島倉千代子さんのアナログ映像はVHSの他、ベータ、LD、VHDのソフトを持っているのでそれぞれ再生出来るプレイヤーを持っています。
特にベータテープはこの機械でしか再生出来ない映像もあるので、高画質でデジタル化する研究をしたいと思います。

ベータデッキ SL-HF507(ソニー)

LDプレイヤー CLD-110(パイオニア)

VHDプレイヤー DP-950(ナショナル)

続いてアナログ音声のデジタル化について。
アナログ音声は、プリメインアンプ PMA-1500RⅡ(DENON)で増幅した後、ONKYOのUSBデジタルオーディオプロセッサーSE-U33GXVという機器を介してデジタル化、付属パソコンソフトにて保存しています。

再生装置
アナログレコードプレイヤー(EP・LP盤) QL-A70(ビクター)

カートリッジ DL103(DENON)

アナログレコードプレイヤー(SP盤) TN-400BT(TEAC)

カートリッジ AT-MONO3/SP(audio-technica)

カセットテープデッキ T-D7(パイオニア)
・V8000S(TEAC)
デジタル化する際はデジタルノイズリダクション搭載のT-D7を使用。

8トラックデッキ TC-835(ソニー)

業務用オープンリールデッキ(モノラル専用) TC-707MC(ソニー)

オープンリールデッキ(ステレオ) A-2300SX(TEAC)

おまけ
蓄音機の音声はデジタル化できませんが、電気で増幅せず、吹き込まれた歌声そのものの音声は、デジタル化した音声では得られない感動を味わうことができます。
卓上型蓄音機 J1-81(ビクター)

島倉千代子さんは蓄音機のSPレコードの時代から始まり、テープ、ディスクなど媒体の移り変わりと共に活躍された歌手なので、
機械好きの私としては、様々なメディアで島倉さんの歌声を聴けるということはとても嬉しいことです爆笑

これからも貴重な資料を大切に保管し、出来る限り高画質、高音質でデジタル化を進めていきたいと思いますニコニコ