花粉症から来る鼻づまりがますます酷くて、鼻にティッシュ突っ込んで寝てたら、一緒に寝てたまめ太にティッシュ引っ張られて目を覚ましました
朝からどーでもいい話をすんませんそして朝っぱらから汚い話ですんません。
さて、昨日の続きです
血統書が届き、早速中を見ました。
そして、ふとまめ太の「母」の記入された欄が目につきました。
「へー、お母さんはカラーレッドなんだ。そういえばまめ太も少しレッド入ってるもんなぁ。。」と思って、次は生年月日の欄をみました。
お母さん、2005年生まれなんだ〜。。。ん?
あれ?。。と、思いました。
「まめ太が2016年生まれだから・・お母さんは
じゅ、11歳っ⁉︎
驚きました。お母さん11歳って、ワンコの11歳ってかなりのシニアだよね?そんな子が赤ちゃん生んでも大丈夫なのっ
無知な私でもさすがに11歳で出産ってヤバイんじゃないの?と気付きました。
お父さんは、ブラックタンで2009年生まれ。。。7歳か。7歳だって若くはないよな。
それから、胸のあたりのモヤモヤが抑えきれず、色々調べはじめました。
こういう血統書は結構いい加減な事が多い。。とも聞いたことがあったので、きっとこの血統書も何かの間違いなのかなぁに、してもいい加減過ぎだわ。。と思いながらもやっぱりモヤモヤは消えず
そして、今度はまめ太の元所有者繁殖者さんの名前が目にとまりました。
「そういえばペットショップにも育てた人の名前が載っていたなぁ」と思い、ショップからいただいた書類を探して確認してみたら、血統書に書かれた名前と違う。。
もう、本当に色々適当すぎて呆れてしまいましたが、ふとまめ太のお母さんとお父さんがどんなところにいるのか気になりました。
「そういえば、ネットでもブリーダーさんの情報とか見れるサイトもあるよなー」と探してみましたが、ヒットせず。今思えば、堂々とネットに情報を出されるブリーダーさんの中に見つかるはずもないのですが。
それでも諦められずに、色々な方法で探してみたら、あるサイトに出くわしました。
動物の繁殖業者の名前と扱う動物、扱っている頭数などが書かれているサイトでした。
で、そちらで探してみたら、ショップから教えてもらった方の名前がありました。
住所等や扱う犬種も合っていたし「あ、ここじゃないのかな?」そう思い、扱う頭数を見て驚きました。他の方が数頭しか書かれてない中、その方のところには
100頭と記されていました。
100頭・・。想像を超える頭数でした。
ワンコが100頭どういう事それってどんな環境におかれているの
私の中のワンコが住む環境のイメージと100頭が住むイメージがどうしても重ならず。
そしてそして、さらに追求して調べると出てくる言葉は
「悪徳ブリーダー」「繁殖屋」「パピーミル」「ペット業界の闇」
はい、やっとここに辿り着いたわけです。
誤解があるといけないので先に言っておきますが、まめ太の繁殖屋さんが本当はどんなところかまでは分かりません。そこではなかったかもしれません。あくまで私の勝手な想像です。
ただ、100頭ものワンコ達がいるのは、やっぱり普通の環境ではないと思いました。
そこに繋がった時、本当に自分の無知さが恥ずかしくなりました。
そして、まめ太の生みの親のお母さんやお父さんは今どんな環境でどんな生活をしているんだろう。。そう思うとやりきれない気持ちでいっぱいになりました。
数年前から騒がれていた事なのに、なんで私はそんな事も知らなかったのだろう。自分自身が情けなくて腹が立ちました。
言い訳をすると、ここ数年間私は怒涛の忙しさで、仕事と家の事で精一杯な生活をしてきていました。テレビを見る暇もなく、自分自身に必要な情報だけを取り入れて生活していた数年でした。全く視野の狭い生活だったと思います。
目を背けていた、いや、目を背けるどころか知ろうともしなかった自分に制裁を加えるように、貪るように情報を得て、それが苦しくなって泣きながら寝る夜。
生き物飼う人に悪い人はいないと本気で信じていたノー天気な私は、世の中にはお金儲けだけのために命を物みたいに扱う悪魔がいる事を知りました。そして生き物を簡単な気持ちでお金で買って、自分の勝手な理由で簡単に命のともしびを消す事に何の罪悪感も持たない人がいることも。
そして何よりも自分もワンコを「買う」という行為で、少なからず片棒を担いでしまったような感覚に物凄い嫌悪感を抱きました。
ただ、まめ太との出会いは全く後悔する事ではないし、まめ太と出会えたことは私の中では本当に感謝すべき事であるけど。まめ太だって被害受けているワンコであり。。
もうそれは仕方ない。時間が戻るわけでもないし・・という事で無理矢理落ち着かせました。だって、今の私がやらなければいけない事は後悔で嘆き悲しむ事ではないと思うから。ただ、「知った」からにはもう自分の中でやり過ごす事もできなくなっていました。
そして、さらに調べると、そんなワンコ達を必死の思いで救おうとしている「保護ボランティア」さんの存在を知りました。
日本中で、とてもたくさんの保護ボランティアさん達が自分の生活を削ってまでワンコ達を助けようとしていること、
私の知らないところでこんな現実と必死の思いで闘い続けている人たちの存在に、これまたアタマをハンマーでぶち叩かれた様な衝撃が走りました。
そこから、時間をかけて、みのるを迎えた「瞳のさきに」さんとのご縁に繋がったわけです。
長くなりましたが、今回、こんな私の情けない過去を出したのは、
きっと私のように「この国でおかれているワンコ達やニャンコ、「ペット」と言われる生き物達の現状」を知らない人はまだまだたくさんいると思ったからです。
もちろん真面目にワンコ達の事を考えているブリーダーさんもたくさんいると思います。
ただ、日本のペット業界への法のあり方はあまりにもずさんでお粗末なものだという事。そして、その現状を知らせる場があまりにも少ないという事。それはどうにかしていかないといけないんじゃないかなぁ。。と思います。
私とこのブログで繋がりのある方や見に来て下さる方は、本当にワンコ想いの方ばかりだと思うし、私はいつも我が子を思う皆さんの気持ちにただただ「すごいなぁ」と勉強させられるばかりなので、こんな話「は?あんた今さら何言ってるんだよ(笑)」って思われると思いますが
散歩中よく「この子達は兄弟」と聞かれたりするので、「いえ、こちらの茶色の子は元保護犬です」と言ってそこから話すこともあるのですが、
殆どの方が「そんな事知らなかったわ」と言われます。うん、私もそうだったし、分かります
今、少しずつメディアでもその問題は取り上げられるようになりましたが、まだまだ知らない方ってたくさんいると思うし、興味がなければ入らない情報だと思います。
だから、もっともっとこの問題が認知されて、「おかしい」という声が国が動くくらい大きなものになるように、もっともっと色々なところで問題提起してほしいなぁと思います。
保護ボランティアさんは、みんな「私たちが活躍しない世の中になってほしい」と願ってます。その想いが叶う世の中になりますように。
そして、今現在、人のエゴの犠牲で辛い悲しい思いをしているワンコやニャンコ達がいなくなる世の中になりますように。
人が作ってきた事なら、人が終わらせることも必ずできるはず。どうかこの悪の連鎖が断ち切れますように。
大変長くなってしまいました。拙い私の文をここまで読んでくださりありがとうございました。
さて、今からマスク重装備でまめ太とみのるとお出かけしてきまーす
皆さんにとってよき一日となりますように。
ステキな家族を待っている子がいます。
瞳のさきに・・・3