リブレ2があまりにも使えなくて、ややショックです。

 

先読み機能があまりにも異常で、まぁこれは旧LibreLinkでもそうだったのか? しっかりと検証したことはないのでよく分かりませんが、新しくなったLibreLinkの先読み機能がさらに強化された、みたいな感じですかね?元々、LibreLinkの先読み機能は強かったですからね。G6の先読み機能もすごく苦手ですが、どうやら、LibreLinkの方が遥かに強いみたいです。

 

 

これは、Juggluco というリブレ2を読み取るために使える外部アプリデータですが、今回も謎のエラーで、LibreLinkでのBluetooth読み取りができなくなって困っていて、いろいろ調べたら、このアプリだと読み込める、と分かり、かつ、xDripだと5分おきで、先読み機能のない値が表示される、と分かったので実験してみました。

 

黄色の細かい点は、1分おきにLibreLinkに表示される値です。

水色や赤の通常の大きさの点は、5分おきに表示される先読みしていない値です。較正をかけてしまい、かつかけても正確な値にはならず、ちょっとズレていますが、変動の様子を見る、という視点で見てください。

黄色の細かい点、これ、ヒドいでしょ?

これがLibreLinkに1分おきに表示される値で、こんなめちゃくちゃな点では、患者は何を信じて血糖コントロールをすればよいのか?(笑)

 

Juggluco というアプリだとさらに分かりやすいかもしれません。

ピンク線が、LibreLinkに1分おきに表示された値を線でつないだグラフ。

水色線は、LibreLinkやLibreViewに表示されるグラフ。

水色点は、スマホでスキャンした際の値です。ピンク線上に必ず乗ります。

先ほどの、黄の細かい点と、ピンク線は一致しています。

このピンク線は、1分おきにスマホに表示された値を線でつないだ線で、LibreLinkの値がどれだけバラついたデータになるか分かってもらえると思います。

 

どうやら、LibreLinkの新旧アプリは変化してないようでした。

 

左:リブレ2(Newアプリ)  右:リブレ1(旧アプリ) です。

別センサーなので、多少のズレはあるにせよ、ほぼ一致しています。変化中の先読み値もたまたま完全に一致(笑)

この13:08の時点で、リブレ1、xDripの先読みしていない値だと、133.6ぐらい(笑)

この先読み機能、本当にジャマでなんとかなりませんか?

と思ってしまうのは自分だけ?

ということで、先ほどまたセンサー異常で、Abbottに問い合わせた際に、注文を付けてみました。

日本法人も、この先読み機能は把握していなくて、(テルモもそうだったな(笑))、先読み機能が本当にジャマで、血糖変動の推測を妨害される(笑) おそらくこの仕様で、MARDは小さくなるんでしょうが、扱いにくくて困ります~。

(MARDは血糖値との誤差を表すCGMの評価値で、値が小さいほど、血糖測定との誤差が小さくて優秀な機械、とされていますが。)

実例を元に説明して、最初はこの先読み機能を否定してた担当者も、どうやら本当っぽい、と納得したようで、「先読み機能のONOFF」とかアプリにつけてくれるなら、1分おきに値が更新されるのは、もう最高。上がりが止まったら実際止まってるわけで、下がり始めたら実際下がり始めてるわけですから。

今の仕様だと、いつ下がり始めたのかも全くつかめませんし、どれだけ下がって、低血糖時にどれだけ回復したのかも判断できませんし、これではリブレ値でインスリン量とか補食するかどうか、量の判断も難しいですし、治療内容を決めないで、というメーカーの案内どおりになってしまう(笑)

 

えっ、じゃあ、補食、インスリン打つ際に、毎回血糖測るの?

血糖測定1日何回やるんですか?

という話になってしまう(笑)

 

先読み機能苦手なG6ですが、おそらくG7もほぼ同じような先読み機能でしょう。

でも、リブレ2よりかはマシなので、こんな仕様では、4月ぐらいにG7出るとも言われてますし、みんなG7に流れてしまいますよ、って伝えておきました(笑)

 

一応、Jugglucoでは先読み機能なしの表示ができますが、較正がおバカさんなので、これまた使えません。(Slopeが1.0固定のようで。)

 

とりあえず、リブレ2の実験はもう十分に行えたので、だいたい終わりでいいかな?って感じています。

MiaoMiaoかその他のトランスミッターが日本版リブレ2に対応するまでは、リブレ1で頑張ろうと思っています。

 

 

最後に、載せ忘れた画像(笑)

クリックしたら大きく見れるかと。

リブレ1時代と同じで、スキャンすると、その点がグラフ上に表示されます。(設定変更しないとダメな場合あり。)その点は先読み機能が働いた点で、実際の変動よりも、上がってるときはより高く、下がってるときはより低く、という表示になります。この先読みは、リブレリーダー < リブレリンク、となり、実際の変動と全く違う数値が表示されるので、正直全くあてにならない、と言っていいレベルです(笑)

 

スキャンしてなくても、画面開いて表示されていた値は、◯で表示されてるんですかね?下に数字なくて、◯がたくさんある時間帯がありますね。22時台の点とグラフの動きを見てもらうと分かると思いますが、実際は、200ぐらいまでしか上がってないんですが、スキャンして228だったときは、まだ↗ぐらいで上昇中、本当は200ぐらいのを、228と表示していて、ごめんごめん、先読みし過ぎたから、元に戻しますよ、と216、207、201と下げて、実際に下がり始めたのは、201→196のあたり、ということになります。

いつ上げ止まったか?も、とても重要ですし、もっと重要なのは、下げ止まって、きちんと上がり始めたよ確認ですよね。

下げ止まるときも同じような現象が起きて、実際にどこで下げ止まったのかは、見た目で判断できませんし、下げ止まって上がり始めるときも、この時も強烈な先読み機能が働いて上がったように見せかけといて、実はまたすぐに下がってしまった、とかよく見るデータです。

前半に載せたグラフを読み解くと、この意味が理解できるようになると思います。

 

なぜ今現在の正確な値が必要かと言うと、分かりやすい例だと、10分のタイムラグを考慮して、今の降下度を見れば、実際の今の値は自身で推測できるわけです。

急降下してしまっていて、今90、これが5分で-10下がっている状態だったら、すでに70まで下がっている、と推測できるわけです。

 

この場合、まぁブドウ糖10g取って、活動を止めて、まぁ15分もすれば、低血糖から離脱できると思います。

 

これがリブレの矢印だけでは降下度は判断できませんし、降下度によって、先読みレベルは変化するので、仮にリブレリンクではもう100を切るぐらいになっているのに、実際はまだ130ぐらいで、そこで糖分補給したら、また高血糖になってしまった、みたいのはよく起きます。実際、久しぶりにリブレリンクを使ってみたら、先読みが強すぎる、早すぎる、でビックリ。これがどれぐらい早いのかが、不規則すぎて読みきれないのです。

109↘のグラフのところでも、似たようなレベルの現象が起きていましたね。

特に低血糖予防のときなど、胃に消化物が残っていたり、活動停止してなかったりで、ブドウ糖を補給したのに、上がらなかったり、とか頻繁に起きますからね。低血糖時に血糖は上がってるのに、リブレが上がらない場合があるのは違う理由なんですが、その上がらない=MARDが悪くなる、のを回避するためにも先読みで早く上げてしまってるんだと思います。

困りますね~。こんな値を時計表示させてもほとんど意味ないですし、変動早いときは、デコボコのグラフで、どう変動してるのか、ほとんど推測もできない。

ほぼ直線で一定に上がってるのに、数字は上がったり下がったりを繰り返しながら上がっていくし(笑)、直前の変動はグラフに表示されないし、5分でどれだけ変化した?みたいな変動数も詳細表示されないし。-5.1と、-10.0では降下度まったく違いますが、リブレなどでは、↘ (笑)

なんとかして~~