オリジナル作詞 【消えた伝言板】 | 《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ贈る小説》間々田陽紀の世界

《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ贈る小説》間々田陽紀の世界

■好きな音楽、好きな映画、好きなサッカー、好きなモータースポーツなどをちりばめながら、気ままに小説(244作品)・作詞(506作品)を創作しています。ブログも創作も《Evergreen》な風景を描ければと思っています。

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小説を書き続けていますが実はブログで好きな歌詞を紹介してきました。そんな中で自分でもオリジナルの歌詞を創作してみようと思い1日1曲書き綴ってきました。そこで今回それらを紹介していこうと思います。期待しない?で目を通してもらえればと思います。

■消えた伝言板


(1)お前と別れたのは 桜咲き乱れる駅前
   珍しく残る伝言板 使うのはお前と俺だけ
   声を聞くのが怖い お前の願いを受け入れた
   乱れた文字がお前の 想い伝えていたよ
   俺書き加えた言葉 サヨナラそして元気でねと
   お前からの返事ないまま 消えた伝言板

(2)今も振り返るのは 景色すべて変わる駅前
   そこにあるはずの伝言板 跡形もなく消えていたよ
   何を今更探す 置き忘れたものなどないよ
   冷たい冬を乗り越え 辿り着いた春なのに
   夢求めた俺がいた 夢手放したお前がいた
   二人の想いがすれ違う 消えた伝言板

(3)想い出が眠るのは セピア色漂う駅前
   携帯いらない伝言板 今時あるのが珍しい
   春に出会い別れた あれから何度目の春だろ
   変わり果てた駅前が 時の流れを教える
   終わりが見えた途端に 想い出を振り返るなんて
   手にした言葉書き込みたい 消えた伝言板

(4)過去しか見えないのは 色も音も消えた駅前
   それでも何かいいことがある 自分だけの慰め言葉
   夢も希望もないさ 俺が持つには遅すぎるさ
   だから今このひと時 俺にあるのはそれだけ
   想い出語れる彼女(ひと)は 俺の前から消えていたよ
   俺の前に言葉失くした 消えた伝言板


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■レーベル《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ》間々田陽紀 詩の世界~メロディへ誘う詩集

【第1集】 【第2集】 【第3集】 【第4集】 【第5集】 【第6集】 【第7集】 【第8集】 【第9集】 【第10集


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【第2集】

《51》校内放送でビートルズ
《52》今何故、500マイルも離れて
《53》天窓から眺めるロンドンの街
《54》私は夢見るシャンソン人形
《55》あなたの住む街の空の下
《56》ありきたりな風景よ
《57》俺たちのジュークボックス
《58》タイムカプセルからビートルズ
《59》ライトハウスで出逢った、あなた
《60》閉ざされたままのギターケース
《61》さよならフォークソング
《62》遅れてきたフラワーチルドレン
《63》ソー・ファー・アワエイの流れる街角
《64》サザンカンフォートを抱えた娘(ひと)
《65》スラックキーギターに魅せられて
《66》君似合うね、ビーハイヴヘア
《67》さらばイエロー・ブリック・ロード
《68》ミニシターより愛を込めて
《69》あなたと私のランナウェイ
《70》ゲバ字の消えた夏
《71》遅れて来たラヴレター
《72》もうラヴソングは歌えない
《73》まるで俺、フール・オン・ザ・ヒル
《74》ニルソンが語りかけた夜
《75》届かぬエアメイル
《76》あなたはクラプトンが大好き
《77》終わらないメロディ
《78》振り返る俺
《79》めぐり逢えたら
《80》奇跡のクリスマスイヴ
《81》風に問い掛けろ
《82》お前が残した言葉
《83》すれ違いのスイートハート
《84》想い出のコンサートチケット
《85》雨の日は あなたの好きな歌を
《86》気が付けばそこに 救えない俺がいた
《87》あなたギタリスト、私コーラスガール
《88》忘れ去られたロックシンガー
《89》コンサート会場の二人
《90》バスに乗ろう
《91》小さな出来事
《92》レコードを聴こう
《93》このリフに身を任せて
《94》エキストラ
《95》画廊のあなた
《96》レオンを聴きながら
《97》ロマンスは古書店から
《98》路上ライブの君と
《99》ミルキーウェイを眺めながら
《100》消えた伝言板