オリジナル作詞 【ゲバ字の消えた夏】 | 《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ贈る小説》間々田陽紀の世界

《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ贈る小説》間々田陽紀の世界

■好きな音楽、好きな映画、好きなサッカー、好きなモータースポーツなどをちりばめながら、気ままに小説(247作品)・作詞(506作品)を創作しています。ブログも創作も《Evergreen》な風景を描ければと思っています。

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小説を書き続けていますが実はブログで好きな歌詞を紹介してきました。そんな中で自分でもオリジナルの歌詞を創作してみようと思い1日1曲書き綴ってきました。そこで今回それらを紹介していこうと思います。期待しない?で目を通してもらえればと思います。

■ゲバ字の消えた夏


(1)お前を初めて見た 真夏の大学
   無視して通り過ぎる 寡黙な学生たち
   歩く姿に 物語る言葉ない
   自分のことだけ 周りはどうでもいい
   それで当たり前 お前何を期待する
   どれも同じ字体 それでも分かるお前のゲバ字
   明るいキャンパス 不似合いなタテカン
   過去と今が交じり合う お前は古くて新しい
   タテカンに踊る文字 見向きもされない
   消えたお前 気になる俺がいた

(2)今更流行らないよ タテカンにゲバ字
   お前何が言いたい 今を生きようなんて
   余計なお世話 人はそれぞれだから
   流されることに 悩まない人もいる
   お前のこだわり 過去も未来もいらない
   今この時だけを 見失わないことが大切
   今をみつめること 俺もそう思うよ
   先見つめて今捨てる そんな奴らばかりが彷徨(うろつ)く
   俺もお前も今が すべてとイキガル
   消えたお前 気になる俺がいた

(3)消えたお前のゲバ字 風に吹かれ飛ぶ
   あの木陰のベンチに お前の姿探す
   視線重ねる お前の見つめる先
   俺の伝えたい 言葉だけが彷徨(さまよ)う
   夢を語るほど やりたいことなどないさ
   居心地悪いけど 悩むことでもないはず
   お前が見つめてる 景色に見えるもの
   俺も見つめてみたいよ 今どこで何をしてるお前
   お前が残した文字 雨に打たれてる
   消えたお前 気になる俺がいた


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■レーベル《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ》間々田陽紀 詩の世界~メロディへ誘う詩集

【第1集】 【第2集】 【第3集】 【第4集】 【第5集】 【第6集】 【第7集】 【第8集】 【第9集】 【第10集


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【第2集】

《51》校内放送でビートルズ
《52》今何故、500マイルも離れて
《53》天窓から眺めるロンドンの街
《54》私は夢見るシャンソン人形
《55》あなたの住む街の空の下
《56》ありきたりな風景よ
《57》俺たちのジュークボックス
《58》タイムカプセルからビートルズ
《59》ライトハウスで出逢った、あなた
《60》閉ざされたままのギターケース
《61》さよならフォークソング
《62》遅れてきたフラワーチルドレン
《63》ソー・ファー・アワエイの流れる街角
《64》サザンカンフォートを抱えた娘(ひと)
《65》スラックキーギターに魅せられて
《66》君似合うね、ビーハイヴヘア
《67》さらばイエロー・ブリック・ロード
《68》ミニシターより愛を込めて
《69》あなたと私のランナウェイ
《70》ゲバ字の消えた夏
《71》遅れて来たラヴレター
《72》もうラヴソングは歌えない
《73》まるで俺、フール・オン・ザ・ヒル
《74》ニルソンが語りかけた夜
《75》届かぬエアメイル
《76》あなたはクラプトンが大好き
《77》終わらないメロディ
《78》振り返る俺
《79》めぐり逢えたら
《80》奇跡のクリスマスイヴ
《81》風に問い掛けろ
《82》お前が残した言葉
《83》すれ違いのスイートハート
《84》想い出のコンサートチケット
《85》雨の日は あなたの好きな歌を
《86》気が付けばそこに 救えない俺がいた
《87》あなたギタリスト、私コーラスガール
《88》忘れ去られたロックシンガー
《89》コンサート会場の二人
《90》バスに乗ろう
《91》小さな出来事
《92》レコードを聴こう
《93》このリフに身を任せて
《94》エキストラ
《95》画廊のあなた
《96》レオンを聴きながら
《97》ロマンスは古書店から
《98》路上ライブの君と
《99》ミルキーウェイを眺めながら
《100》消えた伝言板