オリジナル作詞 【俺たちのジュークボックス】 | 《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ贈る小説》間々田陽紀の世界

《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ贈る小説》間々田陽紀の世界

■好きな音楽、好きな映画、好きなサッカー、好きなモータースポーツなどをちりばめながら、気ままに小説(245作品)・作詞(506作品)を創作しています。ブログも創作も《Evergreen》な風景を描ければと思っています。

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小説を書き続けていますが実はブログで好きな歌詞を紹介してきました。そんな中で自分でもオリジナルの歌詞を創作してみようと思い1日1曲書き綴ってきました。そこで今回それらを紹介していこうと思います。期待しない?で目を通してもらえればと思います。

■俺たちのジュークボックス


(1)ようやく手に入れた 俺たちのジュークボックス
   働き続けた 自分たちへのささやかなご褒美さ
   あれほど好きな音楽さえ 聴く気になれない
   凍りついた時間が 流れ続けたよ
   それぞれが抱えた重荷を ようやく下ろすことが出来た
   その時見えたのは 好きなことに夢中なあの頃の仲間
   再会したのは 懐かしい赤坂一ツ木通り
   あの頃の店を あるはずもないのに捜すバカな俺たちさ
   少しの酒で 酔うなんて情けない
   あの日と同じ 夜明けまでの蜃気楼

(2)好きなドーナツ盤 どれを入れる悩む俺たち
   俺が好きなのは ロネッツのビーマイベービー
   お前が好きなカスケーズの 悲しき雨音
   デルシャノンがいい 悲しき街角
   ヘレンシャピロも追加さ 悲しき片思い最高
   忘れないで欲しい ニールセダカの素敵な16才
   マーヴェレッツの プリーズミスターポストマンも好き
   次から次へと レコードをジュークボックスにセットしてく
   頭の中で 懐かしいメロディが
   流れ続ける 思わず流れる涙

(3)4人で求めたよ バブラーのジュークボックス
   こんな風景が 待っていたなんて思いもよらぬこと
   解き放たれて手に入れたのは 懐かしい世界
   あの頃小銭手にして 通ったスナック
   他の客無視独占 俺たちのジュークボックス
   手にしたビール瓶 世が明けるまで抱えて騒いだ俺たち
   車追い出して 駐車場に設置した時
   拡がり始めた あの頃手放した夢と手にした挫折が
   違う形で 目の前に蘇る
   悪くはないさ 2度目のイキガリさえも 


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■レーベル《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ》間々田陽紀 詩の世界~メロディへ誘う詩集

【第1集】 【第2集】 【第3集】 【第4集】 【第5集】 【第6集】 【第7集】 【第8集】 【第9集】 【第10集


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【第2集】

《51》校内放送でビートルズ
《52》今何故、500マイルも離れて
《53》天窓から眺めるロンドンの街
《54》私は夢見るシャンソン人形
《55》あなたの住む街の空の下
《56》ありきたりな風景よ
《57》俺たちのジュークボックス
《58》タイムカプセルからビートルズ
《59》ライトハウスで出逢った、あなた
《60》閉ざされたままのギターケース
《61》さよならフォークソング
《62》遅れてきたフラワーチルドレン》
《63》ソー・ファー・アワエイの流れる街角
《64》サザンカンフォートを抱えた娘(ひと)
《65》スラックキーギターに魅せられて
《66》君似合うね、ビーハイヴヘア
《67》さらばイエロー・ブリック・ロード
《68》ミニシターより愛を込めて
《69》あなたと私のランナウェイ
《70》ゲバ字の消えた夏
《71》遅れて来たラヴレター
《72》もうラヴソングは歌えない
《73》まるで俺、フール・オン・ザ・ヒル
《74》ニルソンが語りかけた夜
《75》届かぬエアメイル
《76》あなたはクラプトンが大好き
《77》終わらないメロディ
《78》振り返る俺
《79》めぐり逢えたら
《80》奇跡のクリスマスイヴ
《81》風に問い掛けろ
《82》お前が残した言葉
《83》すれ違いのスイートハート
《84》想い出のコンサートチケット
《85》雨の日は あなたの好きな歌を
《86》気が付けばそこに 救えない俺がいた
《87》あなたギタリスト、私コーラスガール
《88》忘れ去られたロックシンガー
《89》コンサート会場の二人
《90》バスに乗ろう
《91》小さな出来事
《92》レコードを聴こう
《93》このリフに身を任せて
《94》エキストラ
《95》画廊のあなた
《96》レオンを聴きながら
《97》ロマンスは古書店から
《98》路上ライブの君と
《99》ミルキーウェイを眺めながら
《100》消えた伝言板