★大滝詠一40周年の快挙。Z世代も虜にするポップスの巨人の音楽性の素晴らしさ。今も色褪せない世界の魅力を探る・・・・・1984年の発売から40周年を迎えた大滝詠一の不朽の名盤『EACH TIME』。
その記念盤『EACH TIME 40th Anniversary Edition』が2024年3月21日にリリースされ、3月20日付の「オリコンデイリー・アルバムランキング」で40年ぶりに1位を獲得するなど、大きな話題となっている。
『EACH TIME』は、1981年に発売され大ヒットを記録したアルバム『A LONG VACATION』の“次”のアルバムということで大きな注目を集め、本来は大滝の誕生日でもある1983年7月28日に発売予定だったが、様々な事情から発売延期となり、1984年3月21日に発表された。大滝のソロ名義としては6枚目、オリジナル・スタジオフルアルバムとしては生前最後の作品になった。
今回リリースされる『EACH TIME 40th Anniversary Edition』は、アルバム制作当時にレコーディングされ、リリース前にラジオ番組で一度だけ放送されたが最終的に収録されなかった未発表音源「SHUFFLE OFF」および、全曲初出となるミックス違いの音源が収録され、まさに“Alternative EACH TIME”といえるアルバムになっている。
さらにBOXセット『EACH TIME VOX』(¥25,000)にはCD3枚、Blu-ray Audio1枚、12インチレコード2枚組、豪華ブックレット、歴代『EACH TIMES』A4冊子(24P)、A2サイズポスター2種、ステッカー2種が収録されている。また、12インチと7インチのレコードがセットになったアナログレコードも同時発売された。こちらは84年のOriginal Mixの12インチフルアルバムに、85年にリリースされた7インチシングル『フィヨルドの少女/バチェラー・ガール』が同梱され、2枚ともカラーヴァイナル仕様での完全生産限定盤だ。
■リリース情報:ALBUM『EACH TIME 40th Anniversary Edition』2024.3.21 ON SALE
~出典:THE FIRST TIMES田中久勝~