★【ファイナル・コンサート】非公開小説のあらすじ | 《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ贈る小説》間々田陽紀の世界

《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ贈る小説》間々田陽紀の世界

■好きな音楽、好きな映画、好きなサッカー、好きなモータースポーツなどをちりばめながら、気ままに小説(245作品)・作詞(506作品)を創作しています。ブログも創作も《Evergreen》な風景を描ければと思っています。

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★書き上げた非公開小説のあらすじを紹介したいと思います。

《ファイナル・コンサート~原稿用紙100枚》あらすじ


 若い頃シンガーソングライターとして複数のヒット曲を残していた篤志は、絶頂期の時に音楽との向き合い方の件で周囲とことごとく衝突を繰り返していた。

 自分の歌いたい楽曲と周囲が篤志に求める楽曲が、完全に違っていた。そんな摩擦が続いていく中で気づいたら篤志は、音楽活動から遠ざかっていっていた。

 70歳になっていた篤志のもとへ、過去に篤志の数多くのコンサートをプロモートしていた富沢が現れた。富沢は自身も60歳になっていたので、最後に篤志のファイナル・コンサートをプロモートしたいと篤志に声を掛けてきたのだった。

 篤志はコンサートのバックコーラスのメンバーだった志桜里と結婚していたが、篤志が35歳の時に志桜里は一人娘である5歳の沙羅を連れて篤志の神楽坂の家を出ていた。その後25年間志桜里と篤志は、連絡など一切取り合うこともなかった。
 
そんな志桜里は篤志が離婚の時に用意してくれたカフェが、25周年を迎えたハガキを篤志に送った。神楽坂の自宅で少額の印税で何とか生活していた篤志は、25年ぶりに小さな花束を手にして志桜里のカフェに向かった。

 篤志は自分が45歳ころに、完全に自分を取り囲んでいる全てのものに背を向けた。勿論シンガーソングライターとして周囲から忘れ去られていく現実と、上手く向き合うことができなかったのが全ての原因だった。

 最近体調が優れなかった篤志は病院に駆け込んだが、検査の結果末期ガンで余命は長くて1年と宣告された。正に富沢がプロモートしてくれた篤志のファイナル・コンサートが、色々な意味での最後と風景となってしまっていた。
 
富沢はファイナル・コンサートということで、出演者にも工夫を施していた。そのうちの一つが若い頃の篤志のコンサートにギタリストとして参加してくれていたが既に他界していたので息子さんの雄太にギタリストとして声を掛けていた。更にバックコーラスとして既に引退していた志桜里の代わりに、更にステージに立つように依頼していた。

 思わぬファイナル・コンサートのお陰で、人生の最後に篤志は志桜里と沙羅と貴重な時間を共にする機会を得ていた。
 コンサート終了後篤志は神楽坂の家や院宣収入など全てを志桜里と沙羅に残す手配を済ませたのだが、それを志桜里と沙羅が受け入れる条件として神楽坂の家に2人が戻って来ることを申し出ていた。

 2人に迷惑を掛けたくないと考えていた篤志だったが、2人からの条件を受け入れていた。正に2人が転居してい来る日が迫って来たある日、突然篤志の意識は遠ざかっていくのだった。


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★【Kindle本 (電子書籍)】の出版状況について~《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ》間々田陽紀 小説の世界~

★中編集(原稿用紙90~100枚)~1作250円


1【作品№122】Tシャツとピンクの万年筆(101枚)
2【作品№123】リバプールの旅人(100枚)
3【作品№124】あなたがネクタイ外したから、私もヒールを脱ぐわ(100枚)
4【作品№125】僕のプレイリストはタイムカプセル(100枚)
5【作品№126】鳴らない風鈴(100枚)
6【作品№127】切り分けられた林檎(100枚)
7【作品№128】キャロルキングを聴きながら(100枚)
8【作品№129】真冬のストローハット(100枚)
9【作品№130】5年目のバレンタインデー(100枚)
10【作品№131】セイントバレンタインデーの奇跡(100枚)
11【作品№132】バレンタインデーはエアメールで!(100枚)
12【作品№133】街角のバレタインデー(100枚)
13【作品№134】瞳の中のバレンタインデー(100枚)
14【作品№135】バレンタインデー・ラプソディ(100枚)
15【作品№136】ラストチャンス・バレンタインデー(100枚)
16【作品№137】奇跡を呼んだナレーション(100枚)
17【作品№138】コーヒーチケット1冊分の恋(100枚)
18【作品№139】ハッピーエンドまでの君と僕とのセオリー(100枚)
19【作品№140】ブロークンハート・イヴ(100枚)
20【作品№141】グッドミュージックが生まれる街(100枚)
21【作品№142】聖マルタンの夏(100枚)
22【作品№143】ノン・アップデート・メモリーズ(100枚)
23【作品№144】グッドバイ色の街だから(100枚)
24【作品№145】雨の中のオレンジ(100枚)
25【作品№146】君がヒロインになる瞬間(とき)(100枚)
26【作品№147】シャッター音がくれた奇跡(100枚)
27【作品№148】眠れない夜はニルソンを聴きながら(100枚)
28【作品№149】リメンバーミー(100枚)
29【作品№150】フォーマイセルフ&フォーユアセルフ(100枚)
30【作品№151】ジョナサンがいた風景(100枚)
31【作品№152】ファイナル・コンサート(100枚)
32【作品№153】気分はアウトオブデート(100枚)
33【作品№154】それぞれのダイアリー(100枚)
34【作品№155】あの頃君は駆け抜けて逝った(100枚)
35【作品№156】ミュージシャンたちの恋物語(100枚)
36【作品№157】サマークリスマス(100枚)
37【作品№158】ジーンズのある風景(100枚)

★短編集(原稿用紙~50枚)~1作100円

【1】夜空と波間の彼方に
【2】深大寺ラヴストーリー
【3】ダブルレインボーの彼方に
【4】真冬のウインド・チャイム
【5】ギターケースの中のラヴレター
【6】横浜ロックンローラー
【7】遅れて来たフラワーチルドレン
【8】阿波人形浄瑠璃ラブソディ
【9】真っ赤なマニュキアの指先を見つめた夏
【10】君がいた街角
【11】聴かせてよ、あのリフを!
【12】ワイパーの向こうで消えた女性(ひと)
【13】さよなら、ミュージシャン
【14】ボーカルインストラクターの夢追い人
【15】写譜屋の恋物語
【16】スポットライト・グラフィティ
【17】リペアマン・ブルース
【18】歌えないラヴソング
【19】夢捨て人のハーモニー
【20】君の名前が消えたエンドロール
【21】ユア・シックスティーン
【22】ピアノのある喫茶店
【23】旅人からのリクエスト
【24】君への恋心をアップデート
【25】トラックドライバーの独り言
【26】サリンジャーを手にした君へ
【27】ハイタッチなんて似合わない
【28】君の知らないイエスタデイ
【29】君へ送るハートビート
【30】エルトンからの贈物
【31】君に聴かせたいメロディ
【32】31文字のラヴレター
【33】48時間のランナウェイ
【34】君が遺した風景だから
【35】恋のロングバケーション
【36】私の彼はトラベラー
【37】ミュージシャンからの恋文
【38】さよならグッドメモリーズ
【39】恋のスターティンググリッド
【40】横浜バイザシー
【41】冷たい雨が好きだから
【42】街角ピアノ物語
【43】キネマのある街
【44】本日限りが好きだから
【45】この曲にはフルートが必要だから
【46】テイク・ミー・アロング
【47】3年越しのデスティニー
【48】あの日の君の肖像画
【49】奇跡のハーモニー
【50】ポートレイトの君は誰なの?
【51】雪降る街でサヨナラを
【52】永遠のチャイルドフッド・フレンド
【53】ミルキーウェイって何色?
【54】フラガールのいた夏
【55】消えないグラフィティ
【56】ドルフィンに連れてって
【57】校内放送なんて聴かないよ
【58】ジュークボックスのある風景
【59】君と僕とのタイムカプセル
【60】ギターケースの中の青春
【61】フォークソングが流れていた季節
【62】サマー・オブ・ラブを知ってる?
【63】グッドバイブレーション
【64】レオンラッセルで聴きたいから
【65】何故君はキャロルキングが好きなの
【66】メッセージボードのある駅
【67】僕が反逆児だって?
【68】街角グラフィティ
【69】すれ違いのダイアリー
【70】永遠の噓だったなんて


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