★ポール・マッカートニー、「Yesterday」の歌詞の元となった亡き母とのエピソードを明かす | 《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ贈る小説》間々田陽紀の世界

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★ポール・マッカートニー、「Yesterday」の歌詞の元となった亡き母とのエピソードを明かす・・・・・ポール・マッカートニーが、ソングライティングについて語る自身のポッドキャスト『A Life in Lyrics』の最新エピソードで、「Yesterday」の歌詞のインスピレーションとなった母親との何気ない会話について明かした。

 彼はある日、母親と一緒に裏庭にいたという。母親はとても“上品な”アクセントの持ち主だった。「母はアイルランド系で、看護師をしていたから、ストリート・レベルより上だった。だからある種の何かを持っていて、僕らがちょっと上品ぶっていると思うような話し方をしていた」と彼は語った。

 そして、「“ポール、彼に行くかどうか聞いて(ask)くれない?”みたいなことを言われて、僕が、“Arsk! Arsk! ママ、‘聞いて’だよ”(と発音を茶化した。)母はちょっと恥ずかしそうだった。後に、”ああ、あんなこと言わなければよかった”と思ったのを覚えている。そしてそれが心に残ったんだ。母が亡くなってからは、“くそっ、本当にあんなこと……”と思った」と振り返っている。ポールの母メアリーは1956年10月に乳がん手術後の塞栓症により47歳で亡くなった。彼がわずか14歳の時のことだった。

ポールは、相手はきっと許してくれるだろうとわかっているそのような小さな瞬間を“2、3個”抱えており、その“Yesterday”的な瞬間をこすって消せる消しゴムがあればいいのにと思っていると語った。2,000回以上カバーされているこの曲のブリッジに入る前に彼は、「その方がいいね」と述べ、亡き母親のことを実際に考えているとき、”無意識”にこの楽曲のシナリオを“女の子”の歌詞に反転させてしまうことがあるのだろうかと言った。

~出典:Billboard JAPAN~


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