★グラミー賞はナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンス (NARAS) が主催する音楽賞で、今日世界で最も権威ある音楽賞のひとつとみなされています。その歴史ある過去の受賞作品を聴いて、それを楽しんだ懐かしい風景を思い浮かべてみませんか?
※毎年2月に授賞式が行われ、著名なアーティストによるパフォーマンスや代表的な賞の授賞の模様が全米をはじめ世界の多くの国で放映される。1959年5月4日、1958年の音楽業界での功績を称える第1回グラミー賞授賞式が行なわれた。
※最優秀レコード賞は対象期間内に発表された最も優秀な1曲単位のレコーディングに贈られる。アーティストを始め、プロデューサー、レコーディング、ミキシングの各エンジニアなど、楽曲のレコーディングに携わった人が授賞の対象。
【最優秀レコード賞~第10回目:1968年】作品:Up, Up and Away ビートでジャンプ、受賞者:フィフス・ディメンション
1967年ファースト・アルバム。ジミー・ウェッブの作による「ビートでジャンプ」はシングル・カットされ全米チャート7位を記録、さらに同年グラミー賞に輝き、フィフス・ディメンションとジミー・ウェッブの名を一気に世界中に知らしめた。それより先にチャート上で成功を収めた「青空を探せ」(全米16位)で既に「黒いママス&パパス」と言われるようになっていた。このほかこのアルバムから「アナザー・デイ」のシングル・ヒットもある。