政治家は私人ではない、公人である事を自覚せよ! | 脳溢血からのゆうき

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おはようございます。


安倍総理の国会での答弁「侵略の定義は国際上はない」との発言に、連日アメリカ、韓国、中国から「歴史認識が云々…」と言われて、近頃では軌道修正をした発言が目立っています。当時の世界は、何処の国も植民地政策であり、侵略戦争ですよ。特に日本は敗戦国だから言われるのです。


そして今度は、大阪の橋下さんが「従軍慰安婦は戦争には付き物である」と…。確かに私が中学の頃まで赤線、青線といった花街がありました。


映画にも『哀愁』(男優がロバー・テイラー、女優はヴィヴィアン・リー)では、戦争に従軍していた男女が恋に落ち、分かれ分かれになる時に、ロンドンの橋の袂で何月、何日の夜何時にと会う約束をして分かれるが、彼女は来る事はなかった…。約束の日時に、男が霧の深いロンドンの橋の袂で、自分を何時間も待っている。その姿を影から泣きながら見つめるだけで、女は去るしかなかった…。なぜなら、売春婦なっていたため、出ていくことはできなかった…。


これなどは典型的な例で、強制的に売春婦になったわけではなく、生きる為に自らの意思で、その道を選んだのです…。当時の世相が世界中、『食う』為には何でもありで、日本にだって「星の流れに」という歌があります。「♪星の流れに身を占って~」と始まるのですが、最後が「♪こんな女に誰がした」と、結ばれています。これなどは、米兵相手の娼婦の歌ですよ…。昭和20~23年ごろには、このような境遇の女性が日本中に溢れていた…。家族や自分達が食べて生きるためです…。


戦争だって至るところで侵略戦争ですよ。韓国だって自ら日本との併合を望んだのであり、アメリカだって侵略していますよ。何もかも政治的な内政干渉ですよ!


ただ…橋下さんや石原さん、安倍さんを含めて、日本を代表する政治家が、この時期の発言としては如何な物か…??我々の年代の人間であれば、どこの世界でも戦争と慰安婦問題は、異常な世界の中で、いたしかたなかった…と思うのだが、私の様な市井の唯の老人が言う事とは訳が違う!橋下さんの様な日本を代表する政治家が口に出したらお仕舞いですよ!!


橋下、石原、安倍さんは私人ではなく公人です。その事を忘れてはいけません!今は時期が悪い「改むるに、はばかる事なかれ」です。押すばかりではなく、引く事も時には必要だと思うのだが…。何で橋下さんが今なのか…心意が解らない。ただ、あっちでもこっちでも、半世紀以上も前の事をあほらしい限りです。


また書きます。