おはようございます。
今日15日の夕方に安倍総理が、TPP参加を発表すると言われていますが、何とか自民党内も纏まったようですね。あれだけ揉めていたのに「泰山鳴動して鼠一匹」も出なかった!あほらしい限りですよ。
農協も何か保護策を提示されたのでしょうか?それで無ければ、やけに静かですね、しかしですよ、我が国は昔から農林水産と言われながら農業、林業はそれなりに保護されてきましたが、漁業の保護は聞いた事がありません…。
私の家内の父親は漁師として65年近く海で生きてきました。親類も皆漁師です。農家では物を作ろうが作らなかろうが、個別保障されています。今度の震災でも農業や畜産にはある程度の援助が差し伸べられましたが、漁師にはそんな話は聞こえてきません。
伊東でも20数年前に伊豆に群発地震が起こり、手石島の近海で海底噴火がありまして、連日報道関係者で大賑わいでした。私もまだ倒れる前で、クラブを経営していたのですが、群発地震の影響で伊東には一切観光客は来ませんでしたし、伊東市全体が死んだようでした。
当然漁師は海に出て漁などは出来るはずもありません。そんな時でも行政や政治は知らん顔ですよ…。農業は眼に見えるものだから保護をするのでしょうか?私は身内の事だからと贔屓目で言うのではなく、やはり漁業は政治家や官僚にとって利権が無いのでしょうね!
漁業もその地方によって漁業組合はあっても、農協のように全国的に一つに纏まっていません。ここは一番、全国的に一つに纏まって国へ物を申す様な仕組みを作らないと(仕組みがあると私は聞いた事が無い)個別では相手にされませんよ。
東北の岩手、宮城、福島も個別にやらずに、日本全体の漁民が一体にならなければ…。TPPでも漁業にも何か問題が起きるかもしれないし、政府の総てを信用するのも(私は半信半疑)、少し危ないような…。
また書きます。