おはようございます。
3月に雑誌で読み、先日はテレビで(同じ人なんですが)見ました。京都大学大学院教授(経済学)の藤井聡先生の『日本経済デフレ脱却の秘策』を聞きましたが、確かに先生の話にはうなずくところが多々ありました。
従来の自民党政治が行なってきた箱物から道路、ダムというような、何でもかんでもではない公共事業は必要ですね…。私は家内とも良く話しているのですが、公共事業で箱物は要らないと!先生の言うような、今度近々起こるであろう、東京直下型の地震や南海、東南海、東海の三連動地震対策にインフラ整備、特に首都高や水道管、ガス管などの多くの補強やメンテナンスが急務であると…。そのうえで新幹線や道路を地震の少ない所を選び日本国中に張り巡らせて、都市を分散して地方に移すと…。
それと日銀に年に20兆円の金を刷らせて、向こう10年の間どんどん公共事業をやり、しかしあまり長い間、金を刷りすぎると、今度はデフレからインフレになるので5~6年で様子を見ると…。そうすれば、雇用と経済活性は絶対に起こり、税収も確実に増えるから増税は要らないと!(これには日銀法の改正が必要ではないのか?)今の状態で増税をすれば、本当に日本は終わってしまうと…。
この案は、みんなの党の江田さんの言う事と同じですね。確かに我が静岡県を始めとして東京、神奈川、愛知などの友達と話すのですが、皆が一様にリーマンの時より深刻だと言っています。何故なら、リーマンの時はアメリカの事で始まり、何れは納まると幾分の安心感はあったのだが、今回のこの不況は政治の悪さからで、日本中が停滞してしまっているから始末が悪いと…。
本当にこのままでは日本は沈没ですよ!経済学者の殆んどが、この時期増税をすれば、今以上に経済は冷え込んでしまうと懸念しています。財務官僚に取り込まれた野田、安住の路線は、不退転の決意のまま増税まっしぐらに突き進むのでしょうね!
藤井先生も民主政治は自民政治より悪すぎると! 本当に民主政権では国の運営担当能力が全くない事が判明したのですが、政権交代の意義はそれなりに大きいと思いますね。何故なら、あぐらをかいていた自民党議員にもそれなりのお灸がすえられたし、他の議員にも国民は見ているとの自覚は起きたでしょうから!
とにかく、良い提案は協議をして実行に移してもらいたいのだが…。決められない、決まらないぼんくら議員達(志の無い、議員になるだけが目的でなった議員)では駄目ですか!
また書きます。