おはようございます。
昨夜は私の同級生が音頭をとってくれ、九人で私の仕事の事で話し合う機会を得ました。その時、つくづく思いました。人間のそれぞれの考え方の違いです。特に酒席では違いますね。ある言葉を思い出しました。
「疑行は成ることなく、疑事は功なし」です。これは商君書と呼ばれる商鞅の思想をまとめた本です。この人は、中国の戦国時代の始めに、秦の国で大改革を行い、天下統一の基礎を作った人です。私は現在の法治国家の基を築いたとさえ思っています。遡れば、春愁時代の『清』の管中がいますが、この人は又別ですね。この言葉は秦の君主の孝公に言った言葉です。
「疑行は成ることなく、疑事は功なし」
確信を持たないで事業を行えば完成はせず、物事を疑って掛かれば成功はありえない、という意味です。さらに商鞅は「大功成す者は、衆に諮らず(はからず)」とも言っています。商鞅の大改革を孝公が迷っている時に「貴方は君主であるのだから重臣達に聞けば必ず反対されるから聞く事は無い、断固としてやるべきだ」と…。リーダーとは、強い信念が無ければ駄目だという事ですね。国の運営も会社の運営も、煎じ詰めれば同じという事ですか。
久しぶりに自分の思いの丈を話しましたし随分楽しかったです。何処まで私の思いが相手に伝わったのかは・・・・・?
また書きます。