おはようございます。
昨、日曜日の報道で「鹿児島の桜島が、火山活動が活発化していて危険だ」と、京都大学火山活動研究センターの石原和弘教授が言っています。2009年の桜島噴火は548回、20010年は896回に増えていて、前回の大規模噴火は1914年の大正大噴火だそうです。その噴出量は2立方平方キロメートル(黒部ダムの総貯水量の10倍)に及ぶそうです。山腹から流出した溶岩によって桜島と大隅半島が陸続きになった・・・何とも凄まじい。
巨大噴火は過去12万年間で18回、約7000年に一度の割合で起きています。近年は7300年前だから統計的には何時起きても不思議ではないと…。7300年前の大噴火は鬼界カルデラの噴火で、噴出量は170立方平方キロメートルで九州の縄文文化を壊滅させたと言いわれ、火山灰は南九州で50センチ、関東でも10センチ以上積もったと…。大正大噴火の200倍だそうです。想像できませんよ。
雲仙、普賢岳(長崎県)の噴火は1990~95年で、その噴火での噴出量は0.2立方平方キロメートルで相当数の人が犠牲になりました。大噴火ではないが0.3立方平方キロメートル以上の噴火は、過去400年間起きていないとの事です。火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長は、「ここ80年間は静かすぎる。大噴火は何時起きても不思議ではない」と心配しています。世界の約1割の108の活火山を持つ日本、0.3立方平方キロ以上の噴火は過去400年間に16回有ったそうで、1929年の北海道の駒ケ岳の噴火以来起きていないそうです。
今、本当に地球は壊れかけています。全世界が一つになってCO2問題をきちんと議論しなければ…、手遅れになります。世界で起きている大洪水や大干ばつ、日本でも最近の大雪や大雨など異常気象は深刻な問題です。
私の住む伊豆も大室山、小室山、天城連山、大島、三宅島等伊豆諸島は「富士火山帯」に絡む地震の多発地帯です。東海、東南海、南海、と一連の地震も70数年間起きていません(70年に1度の周期と言われている)。何時までも起きないにこしたことはありませんが、こちらも心配の種です。どこの国へ行っても地震や火山はありますが、「天にも地にも海にも」侵してはいけない領域があります。考えて見れば、人間くらい不遜な生き物はありませんね。
今日から国会が始まりますが、どうせ小沢問題と与謝野問題で明け暮れしますよ。本当にくだらない議員ばかりで、この国はもう駄目ですよ。政策の議論をしている所など見た事も聞いた事も無い。馬鹿議員の寄せ集まりです。国民が今度選ぶ時には心して選ばないと!選ぶ国民にも責任があるのですから…。
また書きます。